モドキやダマシ

里山には『オミナエシ』がよく似合うな~!
そりゃそうだ!日本では万葉の昔から愛されて、庭に植えたり、切花や漢方にも用いられてきたし、秋の七草なんだから。

「おみな」は「女」の意味で、「えし」は古語の「へし(圧)」のことで「美女を圧倒する美しさ」という意味なんだって! ええっ?そんなにすごい名前なの?
虫には好評で、特にハチ類はこの花が大好き!・・・な筈であったが、悲劇はこの花を今春、園芸店から購入したことに始まるのであ~る。

まず開花が7月。「ええっ?何で今頃から咲くの~!」 まだハチ類なんて勢ぞろいしてないっすよ!  それからもう1ヶ月半も経つのに、ハチはあちこちに出てるのに、この満開の花に来な~い!

どうやらこれは「オミナエシ」を騙った「オミナエシモドキ」か「オミナエシダマシ」のようだぞ! そしてきっと外国産!  だってそうじゃなかったら日本の虫が来ないわけないモン!
上がその問題の「オミナエシモドキ」で、クモが糸を張って待ってたって餌なんかくりゃしね~!


下が別の場所で撮ったホンモノの「オミナエシ」で、まだ咲き始めたばかりというのにトリバガ科の仲間が吸蜜に来ていたぞ~!


・・・と文句を言いながらも、このモドキの花にオッチャンとしてはハナマルの『カバオビドロバチ』が来てくれたのでシアワセ~! ドロバチ君は腹が減ってて急いでたの? それとも味覚に鈍感だったの?


とにかく不満のすべてはこれにて解消!・・・ああ、我ながらなんて単細胞なんだろ!ケッ!
ちなみに「これぞ正真正銘のフジバカマ」と称してUさんが植えたのもあるけど、アサギマダラがよってこなかったらこれもモドキ?

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