いないのが自慢


こちらは『コフキトンボ』君 シオカラトンボより一回り小型です。 いろいろな場所で見かけるのに、この里山では見たことがありません。

何でかな~?って、思っていたら このトンボはキレイな水のところにはいないんだって!!
里山は雨水から染み出た水を、水路から取り込んで上から下の休耕田へ流しているので、いつも湧水状態!!

佐鳴湖も最近は水の汚染度がワースト1ではなくなって、5位以下になったけど、ここにはこのコフキがアチコチにいます。

・・・というわけで、このトンボが里山にいないというのは自慢すべきことなのですぞ!


こちらがメス


こちらもメスだけど「オビトンボ型」というのも、稀にいます。
こんなのを見つけた時は一日ルンルン気分!


それと、まったく話は変わるけど、ある虫好きの人から「トンボの頭がキライ!」って話を聞きました。その人曰く、「後ろから見た時の首の付け根がイヤ!」なんだとさ。

確かに、ちょっと触るとポロッと頭が落っこちそうな感じではあるけどね・・・ 皆さんはいかが?







学力テスト Vol.171

もうすぐ10月! こないだ正月が来たばっかしと思ってたのに~・・・

さてさて、今回はオカシラ特集! 
シリーズで作る予定だけど、今回は軽いストレッチ気分でどうぞ!



A


B


C


D


E

初登場とは何てこったい!


この背中の色から「ジョーズ」を思い浮かべることって、できる? 
「ん?んん?ジョーズ~? 何のこっちゃ~?」なんて言ってちゃダメ~!



これはサメ(鮫)色! そして、これこそがこの小鳥の命名の由来なのであ~る。 

『小鮫鶲』 漢字で書くと 「コサメビタキ」君。 何と何と、これがブログ初登場!! 

どうです? このクリクリとしたかわゆい瞳! 
人間でいうと、さしずめ「ベティちゃん」かな? そんなの知らないって? ケッ!
知りたかったら「ベティブープ (Betty Boop)」で検索してちょ。


里山でも毎年必ず通過はするので、この時期では比較的、普通種の渡り鳥だけど、なかなか撮らせてもらえなかったのです。だからようやく初登場! 




またもや疑惑発生!


あっ、ヒメカマキリの幼虫発見!

なんて早速写真を撮ってみたけど

家に帰ってからこの写真を見ていると

えっ?なんかおかしい・・・

ありゃ?どうなっとんのじゃぁ~?



そんな疑問が湧いてきたのであります。

これ9月26日に撮った写真

変でしょ!・・・だって、ヒメカマキリって

この時期にはもう成虫のはず。

産卵の準備をしていてもおかしくないわけ。

なのに今、この時に幼虫なのじゃぁ~?


で、早速調べてみたら

サツマヒメカマキリなんちゅうのがヒット

もともとは南方系のカマキリ

こちらは幼虫で越冬するらしい

そして頭に突起があると書いてある。


う~ん、どうなっとんのじゃぁ~?


そしてもう少し深く考えてみた。

6月とか7月にヒメカマキリとして撮った写真

これ、もしかしたらサツマヒメカマキリかも・・・


だってヒメカマキリの成虫が見れるのは

夏の終わりから秋のはずだもんね。






名前がイカス


ギンツバメ

なかなかいい名前でしょ。


たったの五文字・・・よって覚えやすい

言葉の雰囲気もいいし、綺麗なのである。


って、個人的には思うのだけどなぁ~。



里山では昼間に行動する蛾が

それなりに見られるのだけど

ほとんどが葉っぱの裏に止まる種類。

なかなかこちらに背側を見せてくれないのです。


でも、こちらさんはご覧の通り

しっかりと自慢の横線を見せてくれる


いいやっちゃぁ~!

ツマグロ


褄が黒い透けた翅のウンカ


ツマグロスケバ


その名の通りじゃぁ~!



ウンカの仲間にしては大きな方かな?


まぁ里山でウンカとかカメムシなんて言えば

にっくき敵に間違いなし

ついこの前も柿に消毒していたしね。


そんな仲間も私にしてみれば

面白い奴ばかりで・・・


困ったもんだ、こりゃ。

なかなか目立つ


たぶん里山初!?

スキバツリアブ



ちょっとぼってり毛深い感じで

このトラトラ模様がなかなかいい!


こんな風に葉っぱの上にいると

とても目立つわけ


真夏から秋にかけて登場するらしく

またいつか会えるかなぁ~?


まぁしかし、里山では過去に一度だけとか

一年にほんの数回とか・・・

なかなか出会えない虫が多いので

ゆっくり構えるとしますか!







こうでなくちゃ!


マンションやビルの壁などにくっついている蛾

そりゃまぁ、しっかりと観察できるけど

どうも今一つ風情がない!

そう思わない?

写真を撮ってもバックが今一つだしね。


それに比べてどうじゃぁ~!

里山の道端の草にぶら下がっていました。


アケビコノハ


枯葉そっくりの前翅




後翅はオレンジに黒い紋


このまま里山のどこかで越冬に入りますよ。

超小型


あれ?キツネノマゴに何やら

翅の透けた黒っぽいのが・・・

えっ、何?蜂?いや違う!

スカシバじゃぁ~!




よく見ると青く光っている

いいですねぇ~これ

花に止まる蛾


しかし、とても蛾とは思えん!





ヒメコスカシバ


その名前が示す通り、スカシバのグループでも

小ささでは一二を争うクラスらしいですよ。



学力テスト Vol.170

まだまだ残暑厳しいですが、皆様いかがお過ごしですか? 「暑さ寒さも彼岸まで」と申します故、もうちょっとの辛抱でござるぞ!

さてさて、そろそろ身を入れてクイズの選択をせにゃならぬ!・・・と言うことで、今回はこんなのでいかが? いずれも里山で記録のある方々に登場していただきました。

では、レッツラゴー!!


A


B


C


D


E

めったにない


ミズトンボだけじゃどうも色が少ないので

何か虫がやって来ないのかなぁ~・・・

なんて花が咲き始めてから

ずっと思っていたのだけど

これがなかなか


100%と言ってもいいほど

この花に虫はやって来ないのである。

一応、私が観察したほんのわずかの

昼間だけの話ですけどネ。



でも世の中、絶対はないのであ~る。

ホントに偶然、たまたま遭遇したのがこれ!

ヤッタァ!止まってるぅぅぅぅ・・・

イチモンジセセリじゃぁ


で、やっと撮れたのがこれ!


でも、ちとおかしい???

ストローが花の中に伸びていない!?

もしかして間違ってこの花に

やってきちまったのかな?

そんなことはないよね!


サイトを探してみると

同じミズトンボ属のサギソウは

蛾が主たる送粉者らしい

しかし、このイチモンジセセリも

送粉者である可能性が高いのだって!













おっとあった!


里山には無いだろうと

探してもいなかった花が

突然、目の前に・・・


ヤッタァ!

ツルニンジンじゃぁ~!


下向きに咲く結構大きな花

なかなかいいですよ。


前回紹介したノササゲ同様

おそらく一株だけかな?

他にもないか探してみたけど見当たらず。

やはり里山では貴重な植物かな?


そして、ちょっとこのツルニンジンについて・・・


お隣の韓国では昔から健康に良い植物として

食用にされてきたようです。

なんとあのテレビドラマ「チャンムグの誓い」にも

登場したそうですよ!



たった一株だけの・・・


どこかに絶対あるはずだよなぁ~

今年も必ず咲いてくれるはず!


そんな風に思いながら歩いていると

おっ、あった!

ノササゲじゃぁ~!




こんな風にしてやっと見つけたのは

たったの一株だけ。

う~ん、大好きな植物なんだけど

なぜ増えないの?

私にはさっぱし理由がわからんのであります。

これだけの色をしていれば絶対に目立つはず

でも見つからない。

不思議じゃぁ~!


実はこのノササゲ・・・花もいいのだけど

もっとオモロイのは、その実


11月ごろには見れるはず。

そんなの待ちきれん!なんて思われる方は

こちらをどうぞ



学力テスト Vol.169

そろそろ今年のセミの声も終わりを迎えています。そんなセミたちをクイズにしてみました。

里山のセミたちが勢ぞろいです! 

似ているのが数種類いるけど、よ~く見て満点を取ってね~! 


A




C


D


E


F


G

気持ちの問題


毎年この時期になるとお決まりの場所で

ゆっくりとのんびり


里の家入り口の田んぼ脇に建てられた竹の杭


ネキトンボのおねぇさんが止まっていました。

秋ですねぇ~!



うん?でも、ちょっと待てよ・・・

ネキトンボってもっと早くから出現しているはずだよね。

資料なんぞを見ると5月ぐらいから登場が始まる。

まぁ大目に見て里山では7月ぐらいからは見れてもいい?はず。

でもなぜか毎年見れるのはこの時期あたり・・・

なぜ?

いるのに気にしていないから?

いや、登場するのは間違いなくこの時期から?


ほんと不思議・・・・って言うか、俺って超適当!









ワレモコウ



こんな感じで変化していきました。

もう秋です!



8月19日




8月26日



9月2日



どれもなかなかいいですねぇ~!


ワレモコウ



生首

現在、ブログの表紙を飾っているのはフンダマシの諸君!


今回のは、フンダマシというよりも、どうみてもカマキリの生首!!!


カマキリというのはハチなどでも捕食するから、かなり怖がられている存在!!


そんなカマキリに擬態したら、捕食者だって嫌がって近づかない!!っていう戦略かな?


おっと名前を紹介し忘れるところじゃったわい! 『オオトリノフンダマシ』ちゃんって言います。