学力テスト Vol.254

残すところあ、あと4日!! 今年は年賀状も25日までに作っちゃったし、台風で荒れた庭の手入れもようやく済んだし、あとは窓ガラスをちょこっと拭くだけ・・・残りは見ないふりして年内の掃除はこれでお終い!! 
じゃあ、今から気分転換にチュウヒでも見に行ってくるとするか~

さてさて、今年最後のクイズと行きましょうかね。例によって漢字テストです。

1.緑啄木鳥  2.鶫  3.鵯  4.橿鳥  5.雲雀  6.緑葉梟



B

C

D

E

F

G

憧れの君

学力テスト Vol.214で出題した『交喙』とはイスカのこと。
「喙」は単独では「くちばし」と読みます。

名前の由来は、ねじれていることを意味する「いすかし(很)」という言葉から来ているとのことです。ー鳥の手帖 小学館ー
横から見ても、そのへんてこりんな嘴が目立ちます。

正面から見ると…こんな感じ

水を飲むときも顔を傾けて・・・ちょっと飲みにくそう?!?

まだビギナーの頃に、図鑑を眺めていてこの奇妙なくちばしと真っ赤な体色にものすご~く興味をそそられました。そしていつか見てみたい → どうしても見たい!! →
絶対に見なきゃならん!! ・・・なのに、ずっとず~っと出会えませんでした。

冬鳥で、普通車では行きにくい凍結した山中にいるし、数は少ないし、群れで動くし、「いたよ~!!」と日曜日の夜に固定電話で情報をもらっても、行けるのは一週間後。
現在のように見ている人が多いわけではないので、結局は運まかせで、いそうなところを探すしかなかったのです。

6年目にして、戸隠でようやくようやく出会えた時は、「うわわわわ~~~、いた~~~!! ようやく会えた~~!!」あまりの感激に涙が止まりませんでした。
だから、この子は一番思い入れのある、いつ見ても心ときめく鳥なのでありまする。


飛んでいると、ちょっと太っちょなので、まるで「赤いサツマイモ」


ちなみに、ヒナの時はまだ嘴は上下が合わさっていて、1~2週間成長すると
だんだん先端が交差してきます。どちらに交差するかは決まりがありません。
初めて見つけた時も、既にそのことは知っていたので、じっくり観察したけど、20羽ほどいて上嘴が右下がりと左下がりは、半々くらいの確率でしたぞ!

そして、このくちばしは松かさの中の種子をついばむのに、すごく適しているとのこと。

いつだったか読んだ本では、外国の学者がくちばしの先端をちょん切って、交差したくちばしがホントに役立っているかどうか実験した・・・と書いてありました。
好奇心とは言え、まったくひどいことをするもんです! バカッ!! そんな奴は地獄へ堕ちろ~~!!





学力テスト Vol.253

昨日のクリスマスイブは、久しぶりに3歳の孫と遊んでそのパワーをもらいました。
撮り貯めた写真を整理したこともあって、このクイズもあとしばらくの間、そのパワーが尽きるまで延長できそうです。

それにしても40年ぶりに触った『LEGO』はものすごい進化をしてますね~ ホントにすんばらしいの一言!! まだまだ将来性のある玩具だね~
レゴシティのポリスヘリコプターというのを一緒に組み立てたけど、2時間もかかってしまいヘロヘロ~ それだけで精力を使い切ってしまいましたわい。

さてさて、そんなことはさておいて、今回も漢字クイズ。
大掃除の合間にやってみよう~~ 年末には、もう1回29日に出題します。

1.島赤腹 2.玄鳥 3.怪鴟 4.交喙 5.時鳥 6.青鵐


A

B

C

D

E

F

G

H


学力テスト Vol.252

またしても、ややこしい漢字テスト。
明日とあさっては天候不順らしいので、そろそろ年賀状を書かねばならぬ~~!!

クイズの出題もチョチョイノチョイッと済ませて、部屋の片付けもせにゃならぬ~

それと、次回も3日以内に出題しますぞ。

1.紅猿子  2.三十三才  3.児鵙  4.金花  5.斑鳩

A

B

C


E

F

G


学力テスト Vol.251

今回もややこしい漢字テスト。
興味がなくても面白くなくても、今回を含めて あと3回で終了だから頑張れ~!
こんなクイズはチャチャッと済ませて、そろそろ大掃除にかからないと・・・ネッ!!

それと、次回は3日以内に出題しますぞ。

1.鷽  2.鸐雉  3.茅潜  4.花鶏  5.泊労  6.尉鶲 



A


B

C

D

E

F

G








来たぞ~~!!

前回クイズの「鸛」という字は「コウノトリ」とか「コウ」と読みます。

以下はネットに掲載されていたものをそのままお借りしてますが、名前の由来がわかります。


『日本語源広辞典』ミネルヴァ書房 2010 
『こうのとり」の項目には「鸛は中国語で、「鸛、カン+の+鳥」が語源です。ンの表記のないころの日本読みで、コウと読んだ語です。鸛鶴(こうづる)とも、いいます。」とあり。
『語源辞典 動物編』東京堂出版 2000 
「こうのとり 鸛・鶴」の項には「歴史仮名はカウノトリ。『大言海』に「カウ」は鸛の音なるクヮヌの転」とあるようにクハン→ クヮン→ カン →カウ→ コウ の音変化と見られる。(後略)」とある。 ・・・神戸市立図書館 発信

今回、浜松市北区で発見されたのは11月初旬のことだから、かれこれ1か月以上滞在していることになります。
まだ新聞発表されてない頃に偶然にも遭遇しました。
車を止めて何気なく上を見上げると電柱の上に悠々と。全然、警戒する様子はありませんでした。

調べてみたら、♂は千葉県野田市でH27年に放鳥した「翔」くんで、♀は徳島県鳴門市で放鳥された「歌」ちゃんで今年3月生まれの若鳥とのこと。
どこで2羽が遭遇したんだろうねっ!! そこはよくわからないけど、仲良く行動してました。

国内では1971年には絶滅したとのことで、それ以降で我々が長野とか青森などへ遠征して見てきたものは、すべて大陸から渡って来た個体でした。

「翔」くんの背中にはGPSの発信器がついていたので、その行動はすべて把握されているようです。

♂が小枝を運ぶ行動を目撃されているので、いずれは繁殖するのでしょうが、今回はまだ♀が若いので無理だと思われます。

このあたりなら餌もあって越冬できそうだから、まだしばらくいてくれそうな気配です。
そしていずれは新しい命が生まれて・・・そうなったら、すごいね~!!

♂の「翔」くん

♀の「歌」ちゃん

「歌」ちゃん




金鵄(きんし)

トビのことを表す漢字に、何故「鵄」とか「鴟」という字を使うのかいなあ?・・・ということに疑問を持って調べていたら『金鵄(きんし)⇒ すなわち金色のトビという言葉を見つけました。

トビというのは、猛禽類を好んで撮っている連中にとっても、かなり無視されている存在。その理由は①あまりにも普通種 ②ゴミや死体などを食べる掃除屋 などの理由があります。

そのトビが古代の日本では神の使い、すなわち霊鳥とみなされていたんだそうな。
かの有名な神武天皇が金色のトビの助けで戦に勝ったという神話が起源で、大日本帝国時代には「金鵄勲章」を武勲のあった軍人に授与していたんだって。

ついでの話では、「金鵄」は縁起のいい言葉ということで多くの商品にも使われ、日本酒の「キンシ正宗」も漢字で書くと「金鵄正宗」なんだってさっ!

こんな話を知れば、クマタカだのイヌワシだのと騒いでる今どきの写真屋も、少しはトビのことを見直すかな? 

最近の写真屋さんたちに一言。
鳥を単なるモデルとして「カード集め」に奔走するんではなく、いろいろなことに興味を持つと、もっともっと撮影も楽しくなると思うんだけどねっ!

オイラは、これには関係なく「鳶色の瞳」って言葉が大好きなんだけどねっ!!

 樹上にいたハラビロカマキリをサ~っと捕食

空中でハラビロカマキリを

飛んでる姿は悠々として、なかなかにカッコイイっしょ!

学力テスト Vol.250

 前回のクイズに出たトビは、漢字では普通だったら「」と書きます。
この文字を使った「鳶色の瞳」だの「鳶職人」というのも連想されます。

 なのになぜ、「鵄」とか「鴟」という文字を書くのでしょう?
どこをどう調べても出てこないのでギブアップ~~!! クイズに出してるのに、わからないという情けなさ~~!!・・・誰か知ってたら教えてちょ!

 さてさて、今回も漢字のクイズだけど、今回の問題はけっこうヒントが盛り込まれている文字が多いです。今回も満点に期待!! ではどうぞ。


1.猩々鷺 2.水鶏 3.葭五位 4.鸛 5.緋水鶏 6.山家五位 7.小綬鶏



A

B


C

D


F

G