もう泣けるったらありゃしない


今年こそは絶対に見たい!

どうにかして見てやる!

そう心に決めていた


カルガモの親子が

ビオトープ池を仲良く連れ立って

泳ぐシーン



残念ながら今年も


あえなくチャンチャンで終了


なぜいつも人間が近づく場所に産むんじゃぁ~!

今年は寒谷ビオトープ池の畔に産んでいました。

それも排水口のすぐ横


そんなことなぁ~んも思っていなかった私。

畔が壊れて水漏れしてるぅ~なんて

スコップ持ってえっこらさっと近づいちまったわけ

突然草の中からドドォォ~バサバサバサァ~と

飛び立つカルガモ


毎年のことだけど驚いて飛び立ったら最後

二度と巣に戻ってくることはありません。

あぁ~悔しい、悲しい、かわいそう・・・





学力テスト Vol.163

だんだんとネタ切れになってきた~~!! どうにも動かない脳をもっともっとバシバシと刺激しなくっちゃ! この脳をくすぐるような、ものすご~く刺激的なことが起きないかなあ~!

さてさて、今回はこんなのでいかが?


A


B


C


D


E


こちらは葉っぱの上にいると

どうも目立ってしまう?

オジロアシナガゾウムシ

時折、里山でも見かけることがあるわけ



でも問題はここから

彼、いや彼女?がいらっしゃる葉っぱは

イタドリ

どこをどう調べてみても

このゾウムシがイタドリに依存とは書いてない。


どれを見ても書いてあるのはクズ

そう、あの葛湯のクズ

どこにでも生えているあのクズ


ところがどっこい、里山にはどこにもないのであ~る。

ということは、なぜこのゾウムシがここにいるの?

これが謎なのであります。

だれか推理してみてぇ~!


ちなみに数年前までごく一部でほんの少々

クズが生えていたことあり

でもそこも今では埋め立てられて

柿園になっています。



いても見れない


里山で暮らしているのはわかっているけど

なかなかそのお姿を昼間に拝見することがない

大型の蛾の仲間

シンジュサン

ちょっと翅の縁はギザギザで残念だけど

見れただけでも感激!




お顔のアップはこちら

超カワユイのであ~る









ちょっと古いけど、じぇじぇじぇ~!

たぶん里山では初登場!


コシボソヤンマ


どこで羽化したのか

ビオトープ池の水面でアップアップしていたのを

作業中に発見!


即、近くの木の杭に止まらせて

とりあえず様子を見ていたら

こうなりまりました。




これ、昨日の話

弱っているのか触っても逃げないので

とりあえず昨日は木の下に移動してもらって

バイバイ!


本日の朝、雨が気になってビオトープに行ったときに

その場所を確認したら、もう姿はなし!

さぁ~このコシボソヤンマちゃん

どうなったんでしょ?





オスにもスポットライトを! 


こちらは『オスクロハエトリ』ちゃん・・・と、いいます。 

えっ?黒くないじゃんって? まあまあ、そう慌てなさんなって!


里山でも、いるにはいるけど、あんまりお目に掛かれません。


そしてこちらがオスで、名前のとおりマックロクロスケ君!

メスの方が9~11mmなのに対して、オスは8~9mmと小ぶり。そして地味~!

だからせめて名前にだけはオスの特徴を表わして、メスに負けないようにガンバレ~っていう奥深い応援なのかな? もしかして命名者も恐妻家だったりして・・・

そろそろツユクサも


こちらのなかなかキレイな虫さん

トホシオサゾウムシ

と言います。

どこをどう数えたら

トホシになるんでしょうね?




止まっている草はおそらくツユクサ

おそらくって言うのは、この写真を撮った時に

確認していなかったから。

メスはこのツユクサの茎に卵を産むらしい・・・

ということは、これ、♀?


そろそろツユクサの花も咲きだすころ

もしツユクサを見つけたら探してみましょ。




こちとら遠州だい!


支那ねぇ~

信濃と似ているけど、どんなもんでしょ?


まぁ支那も信濃も

私にゃぁはるか昔の思い出ばかり

最近どこにも行ってないなぁ~


まぁいいっすか


ここは遠州なのじゃぁ~!


・・・ということで登場していただきました。

シナヒラタヤドリバエと同じ

ヤドリバエの仲間。



このお尻から見たまぁ~るい点がおススメ

マルボシヒラタヤドリバエ

と言います。




前からはこんな感じ

里山では当たり前のヒメジョオンに止まって

お食事中

このパターンこそ遠州の里山なのであ~る。




やはりヤドリバエの仲間らしく

こちらさんもカメムシに寄生するらしいですよ。

柿農家にとっては、とっても頼りになる仲間のはず。

でも先日、でっかな消毒専用車で

消毒バンバン

これじゃぁカメムシだけでなく

里山の虫はみんな死んじゃうよね。

JAがおススメする

キレイな柿を作る農薬、化学肥料農法

って、どうもなじめん!

黒パン

ヤドリバエというのは寄生するハエのこと。
この『シナヒラタヤドリバエ』はカメムシ類に寄生するんだってさ。


お尻の黒いパンツがチャームポイント!


気になるのはシナっていう単語。もしかして「支那」のこと? 中国大陸の方にもたくさんいるってこと?



そう言えば里山ではほとんど見かけないけど、ちょっと標高の高いところの方が見かけますね~。
里山で見つけるなら今頃がチャンス~!!

まちがえちゃった~! 

まずはこちらをどうぞ! ⇒ 仮装大会の常連


その文中に登場したこの写真のスカシバは、セスジスカシバではなくて『カシコスカシバ』♂でした。

だからkunichanと同じ種類を見てたってこと ⇒ やはり擬態  ・・・ということは毎年少数ながら発生してるのかな?

自分のフォルダには、一応「セスジスカシバ?」と、まだ疑問符がついていた状態だったけど、
ブログに初登場した時に、セスジスカシバの中に混じってしまいました。
訂正と共にお詫びを申し上げまする。

仮装するガたちも、どのハチを真似しているんだか、ちゃんと判るようにしてくれ~!

ヒゲが見事なバアチャン


颯爽と登場したのは『オオオバボタル』 

漢字だと「大姥蛍」と書きます。要するにでっかいバアチャンのホタルってこと。


成虫の発光がほとんど目立たないホタルって書いてあるけど、光るってこと?・・・「良い子は夜は出歩かない」っていうのが子供の頃からの家訓なので、私にゃ永久に不明のことじゃな~



おっと、もしかして発光が目立たない・・・すなわち盛りを過ぎてるからオババと言う名前が付けられた? それじゃあまりにもセクハラで可哀そう~~!

里山ではたまに見かけるけど、それにしても「ヒゲナガハナノミ」もビックリの立派なおヒゲ!


ついでに近似種の『オバボタル』もご紹介しておきましょうね~。


オオオバボタルが13~15mmなのに対して、こちらは7~12mmと一回り小さくて、前胸の赤い斑紋もやや控えめです。

なぜか里山で見かけるのはオオオバボタルが多いなあ。


ヒゲナガハナノミについては、こちらをどうぞ ⇒ 普段は「赤の他人」のふり



学力テスト Vol.162

今回は鳥のパーツクイズに挑戦してもらおうかなっと! チト簡単すぎたかな?











またもや登場

なぜかホント、今年はやけに

カミキリモドキやジョウカイボンの仲間が

目に入ってくる。


う~ん、それは意識しているから?

それともたまたま?

いや、今年は異常発生?


まぁ理由はどうでもいいっすか!

とにかく遭遇できればラッキーなんですからネ!


こちらはアカクビカミキリモドキ

ちょっとカミキリモドキにしては

ずんぐり系?

大きさは7~10mmぐらいといったとこかなぁ?

この黒と赤の配色がなかなかでしたよぉ!



ちなみにこんなのも発見

いくら調べても同定できず

さぁ~あんたは、だぁ~れ?



チクッ!!


イタドリのジュースをおいしそうに舐めているのは、ご存じ『キアシナガバチ』ちゃん。こうしてこちらが何も悪さをせずにおとなしく様子をうかがいながら撮っている分には、襲ってくるということは、まずありません。

現にこの里山で、スズメバチが体の周りを翔んでいたり、万が一体に止まったとしても、こちらが何も危害を加えなければ、刺されることはありません。
マムシだって、足元でとぐろを巻いていたとしても、そっと後ずさりすれば、飛びかかってくることはありません。

そんなこんなで、里山でハチに刺されたなんて一度もないのが、実は少々自慢だった・・・のです。

ところがどっこい! とうとう刺されちまった~~~!!! しかも自宅で!!

まさか巣があるとは知らずに、混み合ってきた庭木を手でつかんでは剪定バサミでチョキチョキと切っていた時のこと。

突然、チクッと左手親指に痛みが! 痛って~! そしてキアシナガバチが翔んで行きました。
「うわっ やられちゃった~!!」  とっさにオシッコを掛けようとしたけど、思いとどまってネットで調べてみました。

「オシッコを掛けるのは役に立たない!」 フムフムやっぱりなあ、当然じゃろなあ

「患部に毒が入っているから吸い出すか絞り出すこと。その場合は口で吸ってはいけない! もし口内にキズがあったら、そこから毒が体内に入るから」 フムフムこれも当然じゃろなあ 

「その後は患部にステロイド系の薬を塗って、さらに冷やしておくこと」 フムフムなるほどなるほど

「もし、頭痛やめまい、吐き気などがしたらすぐに病院へ行くこと」 フムフムそんなもんか


ここまで読んでから、その通りに処置しておきました。結果的には思ったよりも腫れはひどくならなくて一安心!

・・・と思いきや、翌日昼頃から急激に手が腫れてきました。2時間ほどのうちに野球のグローブのように! うわわ~、何で今頃になって? やめてくれ~~!!

慌てて医者に行って薬をもらってきたけど、先生からは「次回刺されるとアナフィラキシーショックの可能性があるから、くれぐれも刺されないように! 巣には近づかないように! 巣を自分で撤去しようなんて思わないこと!」 って言われてしまいました。
オラはデリケートだから、きっとアナフィラキシーの症状が出ちゃうだろうなあ・・・

でも、くやしいから証拠写真を撮らねば!と思って、巣の撮影開始!




これが自宅庭のキアシナガバチの巣 現在3頭で着々と製造中


おっと、左のハチが気づきました。こちらをジ~っと見ています。


うわわ~、こちらに向かって発進! やばいやばい、それ逃げろ~~~!

ちなみにですが、グローブ状態の腫れが引いたのは丸3日後のことでした。皆さんも気をつけてね~!!

後日談:この巣を撮影した後、巣をどうしたもんか思い悩んでいた時、帰宅したら同居人が「ハチの巣は落としたからね~」とサラリと一言! ・・・目が点になってしまいました。

くれぐれも巣には近づかないようにと言って会ったのにどうして? の疑問に「家の中から巣を突ついたのさ」 「?」 「長~い竹ざおで突っついた!」 「!?!?」 

オラには思いもしなかった処置です。何てヤツだ! 恐る恐る近づいてみると確かに巣がありません。ただし下に落ちたのは確かだけど、まだ安心できません。

そこへブ~ン うわわ~~ き、来た~!! アシナガバチが翔んで来ました。彼女らはまだあきらめきれずに近くを翔び回っていたのでした。さてさて、これからどうなることやら・・・






ダースベイダー


ホタルを夜、里山まで見に行くには

酒を断たねばならぬ。

う~ん、しかし意志の弱い私には

その選択は厳しい!!無理じゃぁ~!

ということで、ホタルじゃないけど

昼間に見られるホタルに近い、名前も近い

ベニボタルさんに

登場していただくことにしました。




どうでしょ!?

この少しくすんだ感じの赤

なかなかいいでしょ。

そしてなんといってもその上にある

黒い胸の部分

こりゃどう見ても、あの

ダースベイダーのヘルメットじゃぁ。

これで翅も黒くて触覚が光ったら

完璧なのにね。


このベニボタルさん、なぜか

いつも翅を少し開ているのが大好き

なぜなんだろう?




最高級


青やら赤やら黄色やら薄色やら

今年になってドバッと

ジョウカイボンやカミキリモドキの仲間が 


このブログに登場してきました。



まぁそれぞれ、それなりにきれいな色をしているのだけど

こいつに勝てる奴は、おらんのじゃぁ!


こちらさんのお名前は

キンイロジョウカイ


そう、あの金色・・・ゴールドなのであります。


なんとすんばらしいお名前を頂いたことか。




でも一体全体、どこが金色?

わたしにゃぁさっぱ分かりまへん。

どちらも珍客

kunichanのキイロカミキリモドキを見て「れれ?これって見たことあるぞ~!」と思って写真の在庫を探したけど無い! 見つからない! さては、またしてもボケたか! と思いきや、「オオメカミキリモドキ」と称して残してあったわい。


こちらが2011年撮影の『キイロカミキリモドキ』 過去1回だけ里山で見てました。

オオメとキイロのちがい? 仕方ないので、めんどくさいけど保育社の「原色日本甲虫図鑑Ⅲ」でチェック! 
大きさは同じ。前胸の形、複眼の形、触角の形などがいろいろ事細かく書いてあるけど、写真だけではとてもじゃないけど無理無理!

唯一、「キイロカミキリモドキは普通種」と書いてあったので、これに決めた~! チャンチャン!!


さてさて、今日の本題はこちら


アオカミキリモドキ』といいます。灯火観察会の時にポワ~ンと翔んで来てくれました。ただしこれも、この時1回限りの記録!


こちらは昼間、別の場所(渋川)で撮ったものだけど、なかなかお洒落なコスチュームでしょ?



ドクケムシだぞ~~~!!!

「うんぎゃ~~~!!」ご近所にも響かんばかりの悲鳴が!
何事かと思いきや「ド、ド、ドクケムシ~~!」 と、同居人が血相を変えて騒いでます。

う~ん、確かに毒毛虫っぽいね~! 片付けようとしたパンジーのハンギングで見つけました。

でも、この子の本当のママはこちら


実はこの『ツマグロヒョウモン』のママが、その毒毛虫~って言われた生みの親!

ママは南方育ちで、天敵から身を守る為に毒チョウのカバマダラに擬態したって言われるけど、この子もそれに習って、毒毛虫になったのかな?

詳細についてはこちらをどうぞ ⇒ プライドか? はたまた めんどくさがり屋か?



さてさて、今からが正真正銘のホンモノのご登場!!



うわわわ~~! 見ているだけでかゆくなってきた~ これぞ『ドクガ』君たち!

ついでだから、もっと詳しく見てみる?


どう? いかにも「オラはには毒があるぞ~! そばに来るな~! 毒蛾じゃ~!!」って
感じがするでしょ?!?

人を刺すのはこの長い毛ではなく、幼虫の表皮に100万本もある細い毒毛針なんだってさ。
おまけに卵にもマユ内にも毒毛があるし、成虫は羽化時に尾端にその毒毛をつけるという念の入れ方! ホントにご丁寧な習性だこと!

このケムシがもっている毛が皮膚に刺さると・・・・うわわ~ 書いているだけでかゆくなってきた~ あとは自分で検索してみてね!

とにかく、こんなケムシを見かけたら絶対に近づかない、触らないのが鉄則! もし触ったら応急処置としては、すぐにセロテープやガムテープを患部に張り付けてベリッとはがして毛針を抜くといいんだって!

まだ刺された経験がなくて、どんな症状が出るのか興味ある人がいたら・・・里山に来れば毒蛾なんてあちこちにいるから、遠慮なくどうぞ!



意外と少ない?


カミキリモドキの仲間をこのブログで検索してみたら

登場していたのは

モモブトカミキリモドキの一種だけ

えっ?そんなにカミキリモドキの仲間って

見ることができないの?

もしかして数が少ないの?


・・・と不思議に思ったわけであります。




そして今回が初登場

カミキリモドキとしても里山で二番目


キイロカミキリモドキ


この仲間は体液に毒素を持っていて

それが皮膚などに触れると炎症を起こすらしい

ということは、他の捕食者にとっても

ちょっと厄介な存在なわけ


だったらもっと姿が見れてもいいのになぁ~!

なぜ少ないの?



こんなところにいる?


ビオトープ池の畔を歩いていたら、草に止まっている

これ!が目に留まった。

遠目からは、ジョウカイボン?

まぁジョウカイボンだったら、もうイイっすか!

なんて大した期待もせずに一応、義務的に

覗いてみると


おう、こりゃ違うでねぇかっ!

明らかにカミキリムシ

やったぁ~ここで初めてぇ!


うん?待てよ。この色合い

どこかで見た!?

そうそう、里の家のリンゴの木にいた

ルリカミキリに似ている。



・・・ということで早速、家に戻って調べてみると

ヒットしたのが


ホソキリンゴカミキリ


やはり、リンゴカミキリの仲間でした。

でもここには、リンゴなんてないし・・・


そんな心配、疑念は無用でした。

食草はフジ、ハギなどのマメ科


だったらここにいるはずじゃぁ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで注釈

リンゴカミキリの仲間は背中側から見ると

似ている種が多く、紛らわしいとのこと

腹側の色合いの感じで、とりあえず

ホソキリンゴカミキリとしておきましたデス、はい。


その証拠がこれ!

お腹側の第4節までが

ちょっと黒く、くすんでいるでしょ。

やはり前後左右、隅々まで

写真は撮っておかないと後から困るんですねぇ。




撮っていおいてヨカッタァ!

って言うか、たまたまこの角度しか撮れなかったわけ・・・

それが本当のところでした、ちゃんちゃん!










どちらもお初


こちらはセマダラコガネ

クリの花にいました。

どこにでもいるコガネムシらしいのだけど

里山で見たのは初めてかなぁ~?

普通は花じゃなくて葉っぱにいるらしいですヨ。

それに様々なパターンがあるらしいから

ちょっと紛らわしいかも・・・



で、このコガネムシを撮ったカメラ

ついに本日から新機種に変更!

と言ってもやはり格安コンデジでございますが・・・


やはり1600万画素は、ええわ!

こりゃ下手な写真も数撮りゃ当たる。

これでいきましょ!



学力テスト Vol.161

梅雨の季節、着物美人は雨が降ったら蛇の目傘がよくお似合い・・・というのは遠い昔のお話。

さてさて、今回はこんなクイズにしてみましたが、いかが? 見ただけで頭がクラクラしてきた?
まあまあ、そう言わずに! 出題する方だってクラクラしたんだからさっ!

じゃあ、ぐゎんばれ~~!!


A


B