鬼も十八 番茶も出花

ヘクソカズラ』 前回、紹介したホシホウジャクの幼虫のホスト(食草)です。
名前は悪臭があることから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がつけられたとのことです。それにしても何という、最悪というか面白い名前を付けられたもんです!
万葉集では「クソカズラ」と詠まれていたのに、江戸時代までに、さらに頭に「ヘ」がついたとのこと。そこまで念入りにやるか?!

でもよ~く見ると花はなかなかに魅力的ですぞ!甲虫の「ムシクソハムシ」だって、これでもか!っていうような名前だけど実際には魅力タップリだしね~。

屁糞葛も花盛り」 ・・・意味はイヤな臭いがあってあまり好かれない屁糞葛でも、愛らしい花をつける時期があるように、不器量な娘でも年頃になればそれなりに魅力があるっていう意味だって。

「どうして私を美人に産んでくれなかったのさ~!」って親を恨んでる、そこのオネイサン!
きっと貴女にも春が来るから、もう少しの辛抱じゃぞ!男は女の顔に惚れる訳じゃないから、ハートで勝負勝負ねっ!


ヘクソカズラは実際に花や葉の匂いを嗅いでも臭くないじゃん!これって歳くってオッチャンが鈍感になったせい? イヤイヤそんなこたないぞ~!皆さんも試してみてちょ! 葉はよ~く揉んだものもね!
面白い記事を見つけたので紹介してみます。

ヘクソカズラは虫の食害を受けて茎や葉が傷つくと細胞内に蓄積したペデロシドという成分が分解してメルカプタンというガスになる。この悪臭を放つガスで敵を遠ざけるのである。
しかし、ヘクソカズラヒゲナガアブラムシはこの悪臭成分をものともせずにヘクソカズラの汁を吸ってしまう。
それだけではない。このアブラムシは、なんとこの悪臭成分を好んで自分の体内にため込んでしまうのだ。
驚くことにヘクソカズラの悪臭成分を蓄えることによって、このアブラムシは外敵から身を守っているのである。
アブラムシの天敵であるテントウムシもこのアブラムシだけは食べようとしない。
【身近な雑草のゆかいな生き方:稲垣栄洋】



ところで漢字って ①「臭い」=臭いにおい と ②「匂い」=良いにおい で使い分けてるけど「加齢臭」ってどっちだと思う? 字は確かに臭いほうの字を使ってるけど、よく撮影中にチョウやトンボが止まりに来るから自分では「華麗匂」って思ってるんだけどな~!

家族に聞けって? そんな恐ろしい事できますかいな!先に言っときますけどオッチャンのところに止まるのは、ウンチなどが好きなタテハ類だけじゃないからね! だんだん話が変な方向に行きそうなので今回はこれにて終了で候。

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