見習うべき行動

今どきグチャグチャにいるのは、先日紹介した「ヒメウラナミジャノメ」以外では、何といっても
シオヤトンボ』・・・これに尽きます!とにかくいたるところで目につきます。
発生した頃はどちらもメスの色だったので見分けがつかないけど、こんなふうに体中に塩をまぶしたようになったら、もうイッチョマエの大人のオス!

こんなふうに水辺で縄張りを守りながら、他のオスが来たら追い払い、メスが翔んで来るのを待ちます。


メスを見つければ、すぐにとっ捕まえてこんな形になります。こんなふうにメスの首根っこを尻尾の先端で掴んでなかなか放しません。


このしばらく後になると、メスが産卵を開始するけど その時は連結をほどいてメスが単独で産卵します。
産卵の方法は「接水飛翔産卵(または打水産卵)」という、飛翔しながら水面部を腹端で打って産卵します。その間オスはどうしてるかって? そりゃあ あなた!メスの上でホバリングしながら他のオスが襲ってこないか見張ってますとも!
どこかのオッチャンみたく、妻にお産を任せったきりで、自分だけ遊びに行っちゃうなんてことなんかしないで、ちゃんと夫の役目は果たしてますぞ~!


こちらが産卵中のメス

4 件のコメント:

  1. 連休中にビオトープを久しぶりに訪れたと言う女性(おばはん)が「これシオカラトンボですか?」・・・この質問、とっても多いノダ。シオカラトンボとシオヤトンボの違い。ブログでいくら説明してもダメなのじゃぁ!多分、この写真にシオヤトンボと言う説明書きがなかったら「ふ~ん、シオカラトンボかぁ」って思う人多いよね。やはり昆虫って身近なのにとってもマイナーな世界であった。

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  2. そのマイナーをメジャーに昇格させるって野望は、気が遠くなるような時間が必要?
    だったらわっちにゃムリ・ムリ~!
    でも少しずつでも、分かってもらえるようにこのブログで紹介するのが大事じゃねっ!
    それにしてもこのオバチャン、「シオカラトンボ」って名前が出てくるだけで大したもんじゃん!

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  3. はい、その方は趣味がバードウォッチングらしいです。どっかの野鳥の会に所属してんのかなぁ?「また来ます」と言っていましたよ。

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  4. また来る? じゃあ今度会ったらクロスジギンヤンマでも紹介してあげてねっ!もしその名前を知ってたら・・・尊敬しちゃうぞ~!

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