ワクドキの瞬間

子供から大人まで知らない者がないくらいに有名な虫といえば・・・『ナナホシテントウ』と『ナミテントウ』。
成虫で越冬するので、春になってアブラムシが動き始めるころから活動し始めて産卵を開始します。ということで、4月頃から、このテントウムシたちの赤ちゃんや蛹があちこちで見られます。


 これが『ナナホシテントウ』の終齢幼虫で10mmくらい


そしてこちらが『ナミテントウ』の終齢幼虫で、これも10mmくらい

そして、ある日kunichanがこんなすごいのを見つけました。「うわっと、でっけ~!これってテントウムシの幼虫じゃん?」
すぐ隣りにいて「セアカヒメオトシブミ」を撮っていた私「ん・なになに? うわ~っ やったやった~!ついにやった~!!」 
里山のテントウムシに興味がなかったら、いい年こいたオッチャンたちが、どうしてこんなに大騒ぎするのか分からないじゃろね~!


これが問題のテントウムシの幼虫 

そうです! これはきっといつかはここ里山で見られるといいなあ・・・と思い続けていた『カメノコテントウ』の幼虫です!そうにちがいない!ピピピッと久々に脳が活動ON!
「ふん、カメノコなんて、けっこう見られるじゃん!」だって? そりゃアンタ、もしかして『ヒメカメノコテントウ』と勘違いしてない?


『ヒメカメノコテントウ』とレンゲの葉っぱと比べてみてね 大きさは4mmくらいと小粒!



幼虫の大きさだけでも、ナナホシの2倍くらいあるんだからすごい迫力~!
大きさが分かるようにkunichanの親指と2ショット!どう?20mmくらいはありそうでしょ?

どこで蛹になるのかな~?家に持って帰りたいけど幼虫じゃエサが困るからな~・・・と頭の中がグルグル検討中。
もしもアブラムシがいっぱい家の中を飛び回ったら、きっと同居人から水爆が落ちて、夕飯を作ってくれなくなるだろうからさ・・・!結局はアブラムシとセットで持って帰ることは断念しました。
テントウムシが原因でご飯が食べられなくなったら・・・きっときっと物笑いのネタ!

ここはぐぐっと我慢して、自然に任せて成虫が出てくるのを待つことにしました。その方が夢を見ていられる時間が長いしね・・・ムヒッ!

ワクワクドキドキしながら「日本産幼虫図鑑」で調べてみたら・・・ビンゴ~!! 
やっぱり『カメノコテントウ』ちゃんでした~!当然ながらカンパ~イ!







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