里山の方程式

最近になって咲きだしたのは『ヒメジョオン(姫女菀)』で、ついこの前まで咲いていたのは『ハルジオン(春紫菀)』。ジョオンとジオンで、名前も微妙に違っているね~

どうやら正確には「ヒメジョオン」で「ヒメジオン」と呼ぶのは間違いらしいっすね~ ああヤヤコシイ! まあどちらも外来種の雑草だから、名前を少しくらい間違えたって嘆くようなヤワな植物たちじゃないことは確か! 最近では我が家でも咲きだしたぞ~・・・ゲゲ~ッ!

さっそっく『ヒメヒラタアブ』の仲間が吸蜜に来てました。

ヒメジョオンが咲くと、花が外来種だろうが何だろうが虫たちが集まって来てくれます。
虫がいればトンボやカエルやトカゲたちが喜ぶ。トンボやカエルと一緒にお客さまも喜ぶ! これが里山の「風が吹けば」方程式なのじゃ!
「風が吹けば桶屋が儲かる」確率は1%もないけど、ヒメジョオンが咲けば喜ぶのがいっぱい! 虫たちでしょ、私でしょ、皆さんでしょ! もうこれだけで充分!

シマアシブトハナアブ』という、里山では少数派も。

こちらは『ハナノミ』の仲間 

漢字では「花蚤(はなのみ)」と書きます。これでも甲虫の仲間。甲虫にしてはずいぶん変わった形をしているし、ピョンピョン飛び回ることから命名されたようです。



2 件のコメント:

  1. ありゃ、ヒメジョオンが正しいのけぇ?そりゃまた失礼いたしやした!確かに花が少なくなるこの時期に咲くのはありがいのだけどヒメジョオンの問題点は、背が高く群生することなのだ。セイタカアワダチソウと同じなんですね。ということはどうゆうことか?背の低い本来の日本植物の生育が悪くなって、ヒメジョオンだけの原らっぱになっちまうのですネ。だから本来はない方がいいのであ~る。というか適度に管理するのがいいのであります。完全に駆除するには果てしない根性と忍耐がいるので、適度に刈り取るとか間引く必要があるわけです。一番良くないのはほったらかしですよぉ。

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  2. 人間が管理してこそのビオトープの維持!・・・ですね! しっかりと心に刻んでおきまする。

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