カモの油 その2

カモとは対照的なのがこの『カワウ』君。


なぜ羽を広げてるのかって? そりゃあんた、「僕の胸に飛び込んでおいでよ! ヘイBABY~」に決まってるじゃん!

カワウが公園にいたらよ~く観察してみましょう。休んでいる時の羽づくろいでは、カモのように体に油を塗る行為をしていません。ただボ~っと座っていて、時折くちばしで整えているだけ!

ウの仲間は多くの水鳥と違って尾脂腺から油を出しません。それは未発達なのではなくて、逆にそのため水と羽毛の親和性が高く、水中を効率よく泳ぐことができることを選択しているからなのです。
カワウが潜っているのを橋の上から見たことがあるけど、想像以上に早く水中を泳いでるね~。 だからあんなに魚を獲るのがうまいんだと感心!

その代わりに、潜水後は羽毛を乾かす必要があるのです。濡れたままじゃ羽が重たくて飛びにくいし寒いしね! だからいつもこんな儀式が必要なのです。
だとしたら、ドン曇りとか雨の日は羽が乾かないので、体温保持が大変なんじゃないのかなあ?

彼も里の家上空をたまに飛ぶことがあるので、ここの住民リストには掲載されております。

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