おいしくな～れ！・・・の願いを込めて

どこで聞いてきたのか『魚粉』を買ってきました。袋には「アミノ酸が甘くおいしくします！」と書いてあります。「これを撒くと味がグ～ンとよくなるんだって！だからねっ！」と言いながらさっそくハッサクの根元に撒きはじめました。

もう収穫時期がそんなに遠くないのに効くのかなあ？袋にも「実が付きはじめたら与え時です」って書いてあるじゃん？・・・という外野の声など何のその！　信ずる者は救われるのじゃ！５本のハッサクにていねいに撒いていきます。

おっと、最後に次郎柿の根元にも撒いているけど、何やらブツブツと・・・。
よ～く聞いてみると「来年はちゃんと実を付けてね～　お願いよっ！」と聞こえました。最後には柿をペシペシと叩いて願掛けまでしております。

何を隠そう、この柿は昨年だけ突然に大豊作で２００個以上の実を付けて、この方を狂喜させたのです！聞くとそれまでは長い間、例年数個しか実が付かなかったんだと！　しかも周囲の柿畑は大不作という年なのにです！　今まで手入れなんてしたことなかったのに何故？・・・という「里の家７不思議」のうちの１つ！
それに気をよくして、収穫後は懇意にしている柿農家のプロから聞きこんで、皮むきをしたり肥料を撒いたりの大サービス！
そのせいなのかどうかは定かではありませぬが、今年 実が付いたのはわずか３個！それも収穫前にヒヨドリに食べられちゃって、結局は収穫０という珍事に！
そんな苦い思い出を払しょくしようと「魚粉撒き」と願掛けをしたんじゃないかなあ？・・・とは、これも外野の声！　でも願掛けは絶対に叶うから大丈夫っすよ！里山の神さまは善行をちゃ～んと見ていてくださるからネ！では神のご加護を！