痛くない注射針

自慢じゃないけど、世の中でこれほど嫌いなものと言ったら「お化け」と「注射」!
おっとまだ恐いのがいた!・・・口にも出せない人が!・・・言えないから勝手に想像してね。

さて、その注射のことだけど、先日も検査のために採血をされたんだけど、その時に左腕にゴムバンドをしめつける頃から眼が宙をさまよい、看護婦さんから「アンタ注射が嫌いなの?」とドンズバで指摘されちゃった!
「だって恐いし~、痛いし~」 「ケッ」とは言われなかったけど、顔には「ホントにしょうもないオッサン!」というのがありあり!「うるせいやい!」と、こちらも心の声で対応。だって嫌いなものは嫌いなんじゃい!

さてさて、岡野工業の岡野正行さんといえば、金属深絞り加工の世界的職人として知られていて、東京都墨田区の従業員数6人という小さな町工場でありながら、その高い技術カで世界の大企業やNASAなどに注目され、製品が次々に採用される実績を持つすごい人。

その人が針の先が世界一細いテーパー状(先細り)の「痛くない注射針 ナノパス33」の開発に成功しました。 ちなみに予防注射に使う針は0.4mmだが、これは0.2mm!

共同開発したテルモはこの針を岡野さんに依頼するまでに100社以上に「企画」を持ち込んだがすべて断られたんだって。
理論物理学の先生にも不可能と言われたそれを、岡野さんはステンレス素材のプレス加工で実現させちゃったんだって!

糖尿病で毎日インシュリンを自己注射しなければならない患者のためにその痛みを少しでも和らげようというのがこの注射針の開発目的らしいです。


オオクロヤブカ』といって体長は7.5mmもあります。
最も普通なのは「ヒトスジシマカ」ですが、このオオクロヤブカも人を刺します。

ナノパス33はカに刺されても痛くないことにヒントを得て開発されました。確かに細ければ痛みは感じにくいですよね~!

ところでカは、人の違う血液型を吸っても大丈夫なのかな? 答えはもちろん「ノンプロブレム!」
①吸い始めたら満腹になるまで吸うので、違う血液型が混じることは少ない。
②吸った血はカの血管に入るわけではなく、消化管に入って消化される。
③カの唾液には、血が固まらないようにする物質が含まれている。痛みを麻痺させるタンパク質も含まれていて、これらのたんぱく質がアレルギー反応を起こしてかゆくなる。
刺すのは♀だけで産卵のための栄養源となり、オスは水や蜜を吸う。
(参照:図解雑学 昆虫の不思議)


 



3 件のコメント:

  1. 痛くなくても注射も蚊も嫌いなのだ、ハイ!

    「注射は痛い」っていうのは、子供のころから体験でインプットされているわけですよね。
    ということは、その0.2mmで注射されても痛いっ!って感じてしまうかもね。

    私は「採血や献血などで注射打たれて血が注射器の中に入っていくところを見るのが好き」なんちゅう女の子を知っています。その子は献血マニアでした、ハイ!

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  2. そんな奇人は、ドラキュラに血を吸い取られて死んじまえ~!

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  3. それこそ「思うつぼ」なんじゃないかなぁ~。
    ドラキュラに血を吸われて死ぬ・・・もしかしたら願望かもよ。

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