一升餅

皆さ~ん『一升餅』って知ってる? 
半月ほど前に、mixsenseiが「子供の1歳の誕生日に一升餅をやりた~い!」と言い出しました。
好奇心の固まりみたいなメンバーから異存が出る筈がありませ~ん!
「何それ?何だか分かんないけどやろやろ~!」ってノリです。

これは満1歳のお誕生日をお祝いするお餅のことで、1歳まで無事に成長したことをお祝いすると同時に、これからも健やかに育ってほしいと祈る伝統的行事。
寿や子供の名前を書いた一升餅を、1歳の子供に風呂敷や餅袋などで背負わせ、一生の重みを感じさせると言う行事なんだってさ。

「ええ?一升ってどのくらいの重さなの?」 「2kgだって!」 「まだ立って歩けないじゃん!」 「そん時にゃ背中におぶわせてハイハイするからいいの!」 「この子に2kgを背負わせる? どひゃ~!」 「何だかよく分かんないけど、面白そうだからやろやろ~」ってなもんです。

幸いなことに、臼と杵はbenjaminさんが自宅で餅つきをやりたいと、以前購入してしまっておいたのを借用することにしました。少々小柄なサイズだったけど、何とか一升突けそうです。


まずは若き父親が突きはじめましたが、どうもへっぴり腰です。周りはみんな興味津々&心配顔で見入っております。

そこへようやく「ド~ヨちゃん」登場!「そんなじゃダメダメ ちょっと私に杵を貸してみんさい」と救いの手を差し出しました。
腰をドカッと落ち着かせて、まずは米をギュッギュッと押しつぶしていきます。

どうです?この力強さ! 押しつぶすだけで餅になりそう~

こねる手先も職人技!

その慣れた手先に、観衆から「おお~ さすが~ いよっ日本一~!」と歓声が! 
この人にとってはこんな力仕事なんて屁のカッパと思いきや、「今朝はもう仕事をしてきたから体力がなくて・・・」とちょっぴり、か弱い所をさりげなくアピールしたりして・・・。
準備が出来たらさて本番!ペッタンペッタンと小気味よくついていきます。


臼を押さえているkunichanのところに米や水分がピュンピュン飛び散ってかわいそう~!
臼が小さいので押さえていないと動いちゃうのです。まわりは野次馬だらけ!

5~6分突いたあとに、作業台で餅を丸く拡げているところ 

つき立ての餅のようにプリプリピチピチのパーツ美人の手なので、どれが餅やら手なのやら・・・

このあと、てっきり本日の主役「ミス里山」が背負うところを見れると思っていたら「固くなってからじゃなきゃできませ~ん!」でガックリ! まずは1歳の誕生日おめでとう。



0 件のコメント:

コメントを投稿