芸者の名前をもらった虫

富士山がユネスコの世界文化遺産に登録になった時に「三保の松原」だけが、外れなくてよかったね~。
でもあそこから見る富士山の景色っていうのは、子供のころは波消しブロックなんてなかったし、それはそれは見事でしたぞ!

海岸浸食を防ぐという理由で波消しブロックが置かれて、日本の三大松原の一つといわれた名勝は台無し! 
おまけに当時の「羽衣の松」はもう枯れてしまって、現在の松は正確には3代目なんだとさ!現実はかように厳しいのであ~る。

というお話と、名前だけ関係あるのが今回の『アオバハゴロモ』君。


 逆光だと、その羽衣の衣装にスポットライトが当たってるみたいでステキでしょ?

学名「Geisha distinctissima」のGeishaはもちろん芸者のことです。命名者にはこの虫がきっと芸者さんのようにきれいに見えたのでしょうね!
さらに調べてみたら命名者は英国の分類学者とのこと・・・やっぱし!この人、もしかして日本に来て芸者を見てるのかなあ?それとも本で読んで知っただけ?なんとも空想力豊かなお人です。

ところで、この虫って見たことない? 見たかったら里の家のハッサクの枝を探してみるといいね! イヤになるほどいっぱいいるから! 
何せ、かんきつ類やお茶・クワ・バラなどの樹液を吸う害虫で有名だからさ!




1 件のコメント:

  1. やっぱカメムシ目ですねぇ!どちらかというとセミに近いのかな?樹液大好きだもんね。

    ところで三保ノ松原の渋滞はどうなったのでしょうね。とにかく富士山も三保ノ松原も人人人・・・・らしいから行かない方がいいノダ。静岡県人なら誰も来ない日を狙って行きましょう!

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