ややこしいったら・・・その3

狩りバチの仲間に「ベッコウバチ科」というのがいるけど、翅が鼈甲(べっこう)色のハチは一部に限られるということで、現在は「クモバチ科」という名称に改名された・・・というのは書いたよね?
今回はそれに関連したお話。


こちらは『オオモンクロベッコウ』といいます。
べッコウバチの仲間ではごくごく普通種。 漢字だと「大紋黒鼈甲」と書きます。要するに大きな紋のある黒いベッコウバチ・・・ってこと。
ネットでは「オオモンクロベッコウ」だの「オオクロモンベッコウ」だのと名前が乱れまくっている・・・ってことは皆さん、ベッコウバチの名前には、あてずっぽうというか、いい加減というか、要するに覚えられなくて苦労しているようです。自分だけじゃなくってよかった~! フィ~ 

ところで黒い鼈甲(べっこう)色?・・・何じゃそりゃ? 
そもそも鼈甲って、例のタイマイ(南方系のウミガメ)の甲羅から作る工芸品の素材のことで、やや黒みを帯びた黄色や透明な黄褐色で、例のメガネのフレームなどに使ってるやつのことだよね?

黒いベッコウバチってちょっと変な名前だけど、これは最初にこのグループを「ベッコウバチの仲間」と決めたことからきているので、仕方なく「鼈甲」の前に「黒」を付けたらしい。

ベッコウバチの仲間には鼈甲色のハチの数よりも、黒いハチの数の方がはるかに多いということで、今回の改名になった・・・ということらしいネ。ようやく本来の区分けになったってことか!
そういうことだったら、あとはこちらがその名前に馴染めばいいってことだから訳ないじゃん!
今日は夏バテではないので学習もすんなり脳に溶け込んで行って快調そのもの!エヘン!

ではここで、その『オオモンクロベッコウ』君の、貴重な狩りの現場を紹介しましょう。
おっとその前に例によって名前が変更になりました。その名は『オオモンクロクモバチ』!!
「ベッコウ」が「クモバチ」に変わっただけだから、まったく問題なし!


捕えた獲物はどうやら「コアシダカグモ」のようです。それにしても自分よりもでっかい相手に向かっていくなんてすご~い! そして、きっといつもクモバチが勝っちゃうんだろうね~


しかも、この獲物を引きずっていくのではなく、咥えて浮かしながら後ろ向きに運んでいくのです!
30分ほど見ていたけど引きずるような行為はほとんどしませんでした。生まれてくる子供のためとはいえ、なんというパワー! 母は強し!・・・んっ? これって♀でいいんだよね?!



1 件のコメント:

  1. そう、メスでよぉ~ござんすよ。雄は狩りをしないのじゃぁ!卵産む必要ないもんね。

    うんにゃぁ?もしかしたら雄も狩りをするカリバチの仲間っているのかもね?どうなのかなぁ?

    基本的にカリバチの仲間の成虫の食事は花の蜜とかですよね。まれに狩りをして食べることもあるらしいのだけど、どうなんでしょう。

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