名前はスズメだけど・・・

ハチのオネイサンたちが大好きな「ヤブガラシ」はもちろんチョウも来ます。アオスジアゲハは以前紹介したけど、今回のはこんなヤツ!『セスジスズメ』の子供たちです。
それって聞いたことないけど、どんなチョウかって? まあチョウの仲間って言っても間違いじゃないけど、こちらはその本家の方の「ガ」の方です。 その中の「スズメガ」というグループに入ります。

本家というのは「ガという大木の中の一部分がチョウと呼ばれる」という意味。
どちらも「鱗翅目」とか「ガ目」と呼ばれる同じグループです。鱗翅目には5000種類くらいいて、チョウはその中の約250種類で残りはすべてガの仲間。要するにチョウはガの中の1部分ってこと。



このとんがり棒がかわゆいんだよね~ でもこちらは頭じゃなくて尻尾の方です。
前進すると、この棒が体に対して前後の方向にオッチラオッチラと揺れます。


チョウもガも幼虫時代は大体5回くらい脱皮して大きくなっていきます。
その度に色が変化することが多いので、図鑑を見ただけでは判らないことがしばしば!
これが一番の悩みなんだよね~
なんせ種類が多くて探すのが大変!目がショボショボになってしまいます。



今回は同じ場所にいてくれたので、どれも『セスジスズメ』だということが判ってよかった~!
写真では下から段々と一番上に向かって変化していきます。
ちなみにこのセスジスズメ君はノブドウ、ホウセンカの他にサトイモやサツマイモの葉も大好物という農家の嫌われ者でもあります。だから皆さんの周りでも意外と簡単に見つかると思うよ!



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