尻上げ その2

とにかく日本広しといえども、こんなけったいな形のハチには、まずお目にかかれません!
kunichanの推察では「針が邪魔だから背中に背負った」。私の推測では「お産に大事な大事な長~い針(産卵管)が傷つかないように、わざわざ背負った!」。・・・それ以外の理由はあるのかなあ?

観察していると、いろいろ面白い行動をしてくれます。
今回はじっくりとこの『オキナワシリアゲコバチ』を見てみましょ!


ブ~ン! おっと、1頭の尻上げネエチャンが竹筒に舞い降りました。


おや?脚の掃除を始めました。余裕しゃくしゃくのスタンスです。


いよいよ作業開始。竹筒の中を探索し始めました。


うわっ!このオネイサマ、よ~く見ると尻の針が腹にめり込んでいます!これはこのオネイサマが肥満症なのではなくて、きっとお腹に卵を抱えているので腹が大きくなっていると推察されます。
「ううっ、漏れちゃう~!早くどこかに産まなきゃ!」という声が聞こえてきそうです。
それにしてもよく肥えていますね~! 何だか自転車のかサドルがめり込んだでっかいお尻のオバチャマを連想してしまいます。


彼女はここにある竹筒のすべてに興味がありそうです。
きっと一刻でも早く産卵したいんでしょうね~!それでも我が子が安全に育つような場所を慎重に慎重に探しています・・・これぞ偉大なる母の愛情!


ついには「エントツドロバチ」の巣まで覗き込んでいました。

シリアゲコバチは「ハキリバチ」の幼虫に寄生すると本に書いてあるけど、今回見たシリアゲねえちゃんは、ハキリバチだけじゃなくて竹筒マンションの住民すべてを対象としているような行動を見せていました。

もちろん、この竹筒にはハキリバチも産卵に利用しているけど、他に「エントツドロバチ(旧名はオオバカブスジドロバチまたはオオカバフドロバチ)」を代表として、「オオフタオブドロバチ」だの
ナミカバフドロバチ(旧名はカバフスジドロバチまたはカバフドロバチ)」だのといったドロバチの仲間がたくさん利用しているのです。


さてさて、もう書くのに疲れちゃったので、この続きはまた今度ね! 睡眠不足はお肌の大敵なのであるからして。

編注) ここで紹介した『シリアゲコバチ』は『オキナワシリアゲコバチ』であろうことが判明しましたが、それもせっかくの貴重種なので写真掲載はこのままとさせていただきます。

よって本文も名前をシリアゲコバチからオキナワシリアゲコバチに変更するだけの処置としましたのでご了承ください。


2 件のコメント:

  1. そっかぁ~大事だからちょっと曲げて隠したのかもね、うん!!

    まぁ理由は何であれ「なぜシリアゲコバチの仲間だけが、その道を選んだのか」それを解き明かしてくれる人いないのかなぁ~。そうすればその理由もハッキリするのだ。

    そう言えば、見えている針は鞘でしたよね。実は産卵管をこの中に隠しているんでしたよね。来年は産卵管を出して竹筒に突き刺しているシーンを撮るっちゅうのはどう?一日里の家の竹筒のところで粘ったらいけるかもよ!人生挑戦あるのみ!いかが?昨日、テレビで昆虫の写真をフィルムカメラで撮っている93歳のおばぁちゃんの話やっていたからネ。hideさんもまだまだなのだ!

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  2. その2があれば当然その3もあり! お楽しみに!・・・その前に解説文を考える時間が必要なのであ~る。まだシリアゲネエチャンの産卵管の構造がよくわかっていないのでお勉強しなくちゃならないんです。これを理解するのが大変で現在、悪戦苦闘中!

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