クモを好きになる方法

朝起きた時はまだ部屋が薄暗くて、電気をつけた途端にその手のすぐそばの壁面にでっかい「アシダカグモ」が貼り付いていました!「ギョエ~~~!」

急いで昆虫網を持ってきて、慎重に慎重に捕獲して外へポイっと!さいなら~!・・・フイ~!
「アダンソンハエトリ」なら数頭が家の中でピョンピョンと徘徊しているんだけど、どうもこのクモは超苦手です。キャサリンの家だったらきっと名前を付けて飼っているんだろうけどネ!

さてさて、昨日から読み始めた「子供の科学 サイエンスブック おどろきのクモの世界」新海栄一・新海明(誠文堂新光社)という本では、「はじめに」で筆者が次のようにコメントしているので、そのまま紹介してみましょう さすがクモ博士です。いいこと言ってるわい!

「この世でクモほど誤解を受けている虫もちょっといないのではないでしょうか。クモというだけでウワ~ッ、キモイ! ダメダメッとの反応が普通です。

クモほど人知れず役立つ虫はいないのに不当な扱いを受けています。農業害虫や不快な虫を餌として食べているのに、そのクモ自身が不快な虫と言われているのです。
たぶん多くの人は頭の中では理解しているのです『クモは益虫であることを』。

この本で私たちはクモの弁護人になるつもりです。昆虫には遠く及びませんが、世界に4万種、日本でも1500種ものクモがいます。ほんのわずか、人に害を及ぼすものもいますが、その大部分は益虫か、益も害もないイイやつらなのです。

どうかクモの本当の姿を知ってください。相手を知れば怖いものなどありません。無知こそが誤解のもとなのです。この本を通して皆さんのクモに対する偏見が少しでも和らげばと思っています」

そういうことで、みなさんもクモのことをもっと理解しましょうね~っと。
オメエはそう言いながら「アシダカグモ」を嫌ってるじゃんって?

あのね~苦手なものは苦手なの!ヘビとクモとお化けだけはどうしてもダメ!ダメなものはダメ~~!! あれが寝ている時に顔の上をガサガサ這って・・・なんて想像しただけでもうダメ!

でも、いろいろ写真を撮らねばならないので、できるだけ可愛いハエトリグモとかきれいなクモから徐々に慣れるように努力してるんだけどね!


さて本日の本題、これを最初に見つけた時はササグモの色違いかと思い込んでろくろく調べなかったけど、たまたま友人にクイズで見せたら『クリチャササグモ』じゃん・・・って言われてビックリ!


「ゲゲ~、それってハナマルじゃん!!」 調べたら普通種って書いてあったけど、今まで里山では見たことなかったな~! とにかくこの晩はクモで乾杯! どうして乾杯なんじゃって? そりゃアンタ 乾杯した方がたくさん飲めるからに決まってますがね~! 

こういう些細な積み重ねでクモのことを理解していくのであ~る。でもクモ大好きになるのは、まだ当分先の話だな?きっと!

2 件のコメント:

  1. ほんとご無沙汰して申し訳ない思いで見せて頂くと、またまた私の名前を載せて頂く話題に遭遇!これはもう、くもの知らせ…いや虫の知らせに違いありません。
    でもさすがの私でも、朝いちのアシダカグモにはびっくりすると思います。でも次の瞬間、朝蜘蛛は縁起がいい!大事にしよう!と家族の目が届かないところに移動させますね、きっと。名前は…付けると思います。やっぱり変?

    返信削除
  2. いつものことだけどキャサリンに関係のある話だとか、カエルのクイズなんていう投稿だとすぐに反応があるって不思議なご縁!
    では近いうちにクモに関するクイズ・・・なんてのが投稿できるように、クモ好きになるように努力をしておきまする!
    でも両生類や爬虫類やクモで喜々として反応してくれるのはキャサリンとかkamechanくらいなもんです! だから一般人でないことは確かでござる!!

    返信削除