幸せの度合い


去年の五月初旬

椎平の小屋の天井に作られた

コガタスズメバチの巣

一時はトックリ型まで成長したんだけど

突如、途中で制作中止

そして今でもこんな風に天井にぶら下がっています。





さて皆さん、コガタスズメバチの成長した巣って
実際に見たことありますか?

最近
街中の公園や住宅街で問題になっているのが
このコガタスズメバチ

植え込みの中などでシマシマ模様の丸っぽい大きな巣を
発見して大騒ぎ

そして公園課や業者が出動して駆除ってなことで一件落着!
となるわけです。

でも里山みたいな自然環境が豊かなところで
そんな巣を発見するのは
なかなか至難の業

この写真のように途中でダメになってしまうのが
ほとんど。

さてその原因は・・・?

そう、天敵なんですよね。

鳥、オニヤンマ、オオカマキリ、クモ、ムシヒキアブ、
などなど

もう周りは敵だらけ・・・とにかく数が多い

働き蜂が生まれてくるまでの約一ヵ月間
この巣を作り守るのは
女王蜂一匹だけ
それが死んだらもう全て終わり

コガタスズメバチといえども生きていくのは大変なわけ


でも街中の公園や住宅街では・・・

そんな天敵も極端に数が減る。

となるとヤッタァ~!ってなるわけ
巣作りにはもってこいの環境

そして当然、人間の目にも触れやすくなる。

結果、駆除ぉぉぉ~ってなってしまうのです。

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里山と街中の公園や住宅街

コガタスズメバチにとっては
どっちが幸せなのかなぁ~?

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