ソテツの大敵 クマソ

略して「クマソ」ホントの名前は『クロマダラソテツシジミ』が見られるかも?
・・・というkunichanの話は仮説ではありませぬぞ!
浜松ではあまり聞きなれない名前だけど、2009年に市内で初めて観察されています。

ちなみにこの年、竜洋町のある場所のソテツには数百頭が群れていたとの話も聞きました。そんなところを見たかったな~!


こちらはその時の写真で「クマソネエネ」こと『クロマダラソテツシジミ』のオネイサマです。

ただ遠州地方では越冬できる気温ではないようで、翌年の観察はされなかったようですが、ソテツに寒さ対策でコモを巻いたりしてあると、その中で越冬できるようです。


 
左が♂

かつては国内に生息せず、台湾から西インドまでの分布でしたが、1992年に初めて沖縄で発見され、近年では南西諸島や九州南部で定着しており、東は千葉県まで観察記録があります。
ソテツが大好きで、その若芽がこの幼虫によって食害されてしまい各地で問題になっています。
北上の理由は①温暖化と②ソテツの植栽

それと、クロマダラソテツシジミは卵から成虫になる期間が2週間と短いようなので、新鮮個体も見られる可能性ありです。

こんなわけですから、浜松市内でソテツの植えてあるお寺や学校、公民館、会社などが近所にあったら、時々チェックせにゃなりませぬぞ! みなさ~ん、そこんとこヨロシク!


1 件のコメント:

  1. はぁ~ん、浜松にも定着する可能性ありなわけですネ。ちゅうことは、法林寺のソテツも危ういノダ。今のところ、まだ法林寺のソテツはキレイだったような気がするなぁ~。しかしそれも時間の問題かもね。
    もう地球温暖化は誰にも止められないのじゃぁ~!

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