特殊な前肢

「秘密の前肢」がバッチリ撮れましたのでご報告。
今回のモデルはご存じ『アサマイチモンジ』君で、このあたりでは比較的普通種です。

人懐っこいせいだったのかサービス満点! レンズがくっつくほど接近しても嫌な顔一つ見せずにモデルになってくれました。ごくごくたまにですがこんな性格の虫さんがいるんです。
おかげで今回はじっくりと撮らせていただきましたぞ!
何も撮ってから拡大すれば一緒じゃんって? いやいや基本は原寸サイズにこだわらなくっちゃ!
でも、これが人間のオネイサマだったらきっと回し蹴りが飛んできます。だってこんなマクロで撮ったら小じわも何もかもすべて写っちゃうもんね~!だからそんな時は心して撮らせていただかねばなりませぬ。キレイに撮らなきゃ怒られるし・・・微妙な乙女心は難しいノダ!

 
どうです?口吻の下にしっかりと前肢がたたまれているのが判る?

このようにタテハチョウの仲間は必ず前肢をたたんでおります。
歩くのは他の4本に任せて、この前肢は味見をするなどの感覚機能に特化しているんだってさ!
でもその肢を動かしているところを見るとなると至難の技!



大概の場合はこんなふうに4本足で止まっております。




1 件のコメント:

  1. 一枚目の写真はスゴイなぁ!隠れた前肢もバッチシだけど、まだら模様の複眼やらパルピやら口吻やら・・・なかなかすごいノダ。けどなんでチョウの複眼ってこんな風にまだら模様になっているのが多いのかなぁ?拡大するとちょっと気持ち悪いのじゃぁ!

    全部真っ黒なんちゅうオール一色に見える?のは意外と少ないのかもね。なにか理由ありかな?

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