特殊なパーツ

里山のカエルを分類すると、4科で全部で9種類。
4科とは①ヒキガエルの仲間 ②アマガエルの仲間 ③赤ガエルの仲間 ④アオガエルの仲間 詳しくは「学力テスト Vol.56」を見てね!
これらを含めて日本に43種類。世界には何と4200種類以上がいるんだってさ! このうち本州に分布しているのは17種類といわれているので、里山にはその半分以上がいることになります。


さて、本日登場するのは人気度No.1の『シュレーゲルアオガエル』君。


外国種のような名前ですが、れっきとした国産種!
名前の由来はシーボルトなどが持ち帰ったのを研究していた、オランダライデン王立自然史博物館館長だった「ヘルマン・シュレーゲル」に由来しています。

もちろん名前のとおり「アオガエル」の仲間で、この中にはお馴染みのモリアオガエル君もおります。産卵期以外は樹上や地上で生活しています。




指先の吸盤がとくに発達していて、木に登ったりするための滑り止めとして活躍します。
つるつるしたガラスにもペッタンと吸い付くことができます!




トノサマガエル』の指先と比べてみると、その違いが・・・

2 件のコメント:

  1. 最近、生物の体の仕組みを研究して、それを工業製品として完成させて売り出す研究に国も力を入れているそうな。ヤモリの足はどうしてピタッとくっつくのか?とかね。だからカエルの体も研究対象かも知れませんよ。シュレーゲルアオガエルの吸盤もいつか対象になるかも・・・

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  2. そのことに関しては「昆虫力」赤池学著 小学館・・・に詳しく書いてありました。図書館に在庫がありますぞ。興味のある人は、面白いのでぜひどうぞ!

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