水面下の不思議な怪獣

ブラックバスの漁業権の件、記事を読みましたぞ!これが世界遺産をこれから前面に打ち出す県のやり方とは恐れ入谷の鬼子母神!!
せっかく西湖でクニマスが見つかって大喜びしたっちゅうに、なんてこったい!
まさかとは思うけど静岡県も同じことをしてる? まあ行政なんてどこも似たような体質だから、あってもビックリしないけどさっ!ケッ!

さて、本題。「ええっ、これがクロゲンの幼虫?」自分も含めてほとんどの人が最初にあげる言葉!
だって成虫の姿と似ても似つかないしね~・・・無理もないことです。サイズは5cmほどと、かなりでっかい!


クロゲンゴロウ』の幼虫 大あごと呼ばれる牙がすご~い!


腹部先端を水面に出して呼吸をします。

以下は「日本産幼虫図鑑」の「ゲンゴロウ」からの抜粋です。

幼虫は細長い胸脚(きょうきゃく)を使って泳ぎ、呼吸は腹部の末端を水面に出して行います。
大あごは鎌形で獲物に食いついて消化液を出して溶かしてから吸います。他にはヤゴ、オタマジャクシ、小魚などを捕食。

このクロゲン君は、よく「オオタニシ」にも突撃していました。

そして図鑑を見ているうちに、これと似たような虫が陸上にいることに気づきました。
同じ甲虫目なので、比較としてはかなり分かりやすいと思うけどいかが?
これも何も知らなければ「じぇじぇじぇ~、これがテントウムシ?!?!」 どう見たって幼虫と成虫が結びつきゃしません!


これが『ナナホシテントウ』の終齢幼虫。この後、一度サナギになってから下の成虫に変態です!

ご存じ『ナナホシテントウ

昆虫の「変態」というのは、こんな劇的に変化するスゴ~イことなんだと改めてビックリ!


1 件のコメント:

  1. なんで昆虫さんたちはこんな面倒な方法を取るようになったのでしょうね。

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