腕利きの左官職人

『エントツドロバチ』（旧名はオオカバフスジドロバチ）のママは、よく竹筒マンションを利用してくれる大事なお客さま。

自分のサイズに合った竹筒を見つけると中を掃除してから、産卵　⇒　餌集め　⇒　泥でエントツ状の出入り口を作ります。煙突をつけたり、それを下を向けているのは寄生蜂バチや寄生バエなどの外敵から見えにくいようにという配慮のようです。　餌は主にハマキガの幼虫です。

内側からもせっせと作っていきます。

どのエントツもほとんど同じ径で同じ角度にカーブしてるところに匠の技を感じますね～！

今回は、そのエントツを作るための泥集めの場所を見つけました。ほどよい粘土質がお気に入りのようで、これに唾液を混ぜて固めます。

今回の場所は前日、雨が降ったので適当な湿り気があるため、自分で水をかける必要もないので作業がはかどります。この場所がえらくお気に入りで数分ごとに集めに来ました。ママがんばれ～