こちらは『オオスズメバチ』ちゃん
『スズメバチ』に2回刺されたら死ぬってホント? 『マムシ』に2回咬まれたら死ぬってホント?
昨年、里山のご近所の人が農作業中にマムシに咬まれて1週間入院した事件もあったので他人事ではありませ~ん!
「アレルギー」って何?「アナフィラキシ-ショック」って何? どれもよく聞く言葉だし、これからの草刈り作業にはとっても大事なこと。だから今回は里山メンバーにはぜひ読んでおいてもらいたことでやんす!ザザ~っとまとめてみたから読んでネ!
じゃあ「ハチ毒アレルギー体質」って何?・・・ハチ毒に対してきわめて敏感になり、2度目以降に刺されたとき敏感に反応すること。
そもそも「アレルギー」って何? なんとなくしか理解していないので、この際これを正確に覚えておいた方がいいかな?・・・ということで少々お勉強してみました。
アレルギーとは、原因物質に対する過剰な免疫反応のことをいいます。
人間の体には、細菌やウイルスなどの病原体が入ってきた時、それらを除いて体を守る「免疫」という働きがあります。ところが、この免疫が特定の食べ物や花粉、ハチなどの毒などに過剰に反応してしまうことがあります。
反応すると、全身の発疹や血圧低下、呼吸不全など複数の臓器に同時に症状が出るのが特徴で、重症になれば生死に関わるケースが多いのです。
フンフン、スギ花粉症とかそば粉アレルギーって言われてるヤツがそれだな?
一方で、アナフィラキシー(別名は薬物過敏症)とは、そのアレルギー反応によって皮膚や呼吸器、消化器など複数の臓器に、急速に全身性の症状が出る状態のことをいいます。
さらに、アナフィラキシーの症状のうち、ショック状態(血圧低下や呼吸困難、意識障害など生命の危機的な状態)に陥っている状況を「アナフィラキシーショック」といいます。これは生死にかかわる重篤な症状です。
この反応は極めて短時間(数分~30分以内)に起きるため,即時型反応といわれます。
毎年40~70人の死亡例があって、その多くは薬物かハチに刺されたか・・・とのこと。
ひえ~、めっちゃ怖いじゃん!
ご存じ『マムシ』君
だから、ハチや毒蛇の攻撃の一度目は、人体内に抗体ができるだけですが、二度目にハチに刺されたり、毒蛇に噛まれると、既に存在する体内の抗体がハチ毒やヘビ毒に過剰免疫反応を起こします。全身に化学伝達物質が放出され、毛細血管拡張を引き起こすことで、ショック症状に陥るのです。
じゃあ初回で死ぬということはないのじゃな?それなら半分だけ安心!
難しい単語ばかりなので、まとめていたら頭がクラクラしてきた~ でもって内容はたぶん大丈夫!
じゃあ、皆さんだいだいわかったかな? 3分後に忘れちゃったらまた読み直してね!
そもそも子供のころ「ハチに刺されたらオシッコをかけろ~!」と大人から教わって、そのとおりにしても全く効果が出なかったという記憶があります。
ハチの毒は体の大きくないハチにしても、少々のアンモニアで収まるほどなまやさしいものではありませぬ。それ以来ハチとヘビは大っ嫌い!
たまたまここ数年のうちではウシアブにチクっと1度軽く刺されたけど、それでも全治1週間!
二の腕は腫れるし、熱は持つわ・・・で、けっこう煩わしい思いをしました。だからスズメバチの羽音がすると「ひえ~~!」と首をすくめてしまいます。
最後に、やられてしまったあとの対策について。
マイラン製薬の「エピペン」というハチ毒やヘビ毒に対する緊急補助治療薬というのがあります。
H23年に保険適用になり、薬価は0.15 mg規格が8,112円、0.3 mg規格が10,950円。
病院に行くまでの間に、これを注射すれば症状はぐっと軽くなるんだってさ!
さて、いつもこの10,950円を携帯しておくか、救急車で近隣の医者まですっ飛んで行くか!選択はどちらかしかないぞ~! 今から考えておいてね!
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