学力テスト Vol.363-3 その解答 ムクドリ ~田舎者の代名詞~

 ムクドリ ~田舎者の代名詞~

頭上の電線から「やっほ~」と手を振っているのはムクドリ君
「直接頭かき」に見えたけど、よ~く見ればやっぱり「間接頭かき」です。

どちらも成鳥です。

これで性別が分かりますが、あなたは注意して見たことがあるかな?  体の黒い方が♂、薄い方が♀です。

漢字表記では「椋鳥」。

名前の由来は「ムクノキ」の実が大好きなのと、よく「椋」の樹洞に営巣していたから・・・という説があります。

我が家の周辺でも大群をなして動き回り、よくナンキンハゼやセンダンの実を食べています。電線の下に白い実の種などがたくさん落ちていたら、それはムクドリの出したもの。


江戸時代の小説を読んでいると「椋鳥」は田舎者の代名詞になっていたようです。
大都会の江戸では、地方なまりで意味不明の言葉をベチャクチャと賑やかに喋っている田舎者の様子をムクドリに例えてバカにしていたんだと言います。

確かに、ムクドリってあまり風采も上がらなくて、撮影意欲も湧かないままに、とりあえず撮っておくか・・という事が多いですね~。


タンポポでもレンゲでも花に囲まれた中で撮っても、あまり可愛く見えないのは何故なんだろ? これが可愛い女の子だったら、ものすご~く可愛い写真だったろうに・・・。

きっと庭でエサ台を設置した時に、我が物顔で振る舞い一番強くて、ヒヨドリも逃げてしまうのを見ているから、憎たらしくてヒールに見えちゃうのかな?
「ムクドリを可愛く撮る・・・ダメなら、せめてチョイ悪オヤジが粋がっている・・・くらいには撮る!」これが今後の課題です。








1 件のコメント:

  1. ムクドリの♂と♀でずいぶん色が違うのですね!
    幼鳥だと色が薄いのかと思っていました。

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