学力テスト Vol.360-4 その解答 クロハラアジサシ ~鯛を食べた!?~

 クロハラアジサシ ~鯛を食べた!?~

 ウ~ン、きっもちイイ~~
クロハラ君は「直接頭かき」

こちらは一緒にいた幼鳥

 初夏の頃に渡って来るコアジサシのようなアジサシ類とは異なり、こちらは「ヌマアジサシ」の仲間で、国内では3種類の記録があります。残りの2種は「ハジロクロハラアジサシ」と「ハシグロクロハラアジサシ」。

「クロハラアジサシ」という名前の由来は、どの3種類も夏羽から。

こちらは、翼が白いので「ハジロクロハラアジサシ」

 ヌマアジサシ類は内陸棲で、湖沼で見ることが多く、どの種類も尾が短いのが特徴です。このクロハラアジサシの個体はまだ腹がまだらですが、繁殖地に着く頃にはハンサムでカッコイイ夏羽になっていることでしょう。
 初夏と秋の頃に日本を通過する途中のものが見られます。だから彼らのことは「旅鳥」と呼びます。

撮った時期が旅鳥の証拠!
左を翔んでいるのはウチワヤンマ 今年の6/24の撮影です。

おっと、ウチワヤンマのヤゴがさらわれてしまいました!

うわわ~ 捕まえた獲物が赤い! さては真鯛か~?!?!


 いやいや、よ~く見れば何と緋鯉です!! ご近所の旧養鰻池でコイを養殖している池から失敬してきたようです。

 止まって食べればいいのに、搾取したのが後ろめたいのか、飛びながら飲み込もうとしています。そんなことをすると「誤嚥性肺炎」になって、コロリといっちゃうぞ~~!!
急ぐ旅でせわしないだろうけど、せめて食事の時だけはゆっくりゆっくり・・・です。

2 件のコメント:

  1. 久しぶりに見るウチワヤンマの団扇♬
    クロハラくんとの貴重なショットですね!(^^)!
    池の緋鯉を失敬したクロハラアジサシくん!
    飛びながら飲み込もうなんて息苦しくはないのかな~(*^-^*)

    返信削除
  2. この池ではカワセミ君も、たまに同じことをしているようですが、やっぱり赤い魚は違和感があって、あまり美味しそうには見えません。

    返信削除