確かに飛翔しているところは、いかにも飛行の名手らしく悠々としています。
翼開長が160cmもあるというから大人の身長並み!
クマタカとほぼ同じなのにトビは重いものでも940gなのに対して、クマタカは3.5kgだって!
同じタカ類なのにどこがどう違うと、こんなに体重差が変わるのかなあ?
大きな翼は上昇気流をとらえて飛ぶのに便利だし、翼(初列風切)の先端は人間の手のように分かれていて、低速で失速する渦の発生をうまく抑える役目をしています。
トビはあののんびりした飛翔からは想像もできないほど敏捷です。
それを裏付けるお話をしましょうかね。
ある日海岸で皆で弁当を食べていた時のこと、上空にトビが数羽旋回しているのは承知していたんだけど、隣りの友人が唐揚げを食べようと箸でつまんだ時に、ちょっとそれを顔の高さにあげた瞬間、後ろからサ~ッと飛んで来てそれをかっさらって行ってしまいました!
周囲の我々も一瞬何が起こったのか分からず、お口アングリ! すごいのは箸はそのまま残っていたこと!・・・もちろん被害者には何もケガはありませんでした。
まさに「トンビに油揚げをさらわれる」を地でいったような出来事でした。
きっと上空からそんなチャンスを虎視眈々と狙っていたのでしょう!
里山ではまだトビによる事件は起こってないけど、ここにはもっと頭のいいカラスたちがいっぱいいるので要注意! 荷物を縁台に置いたまま草刈りをしていて、バッグの中味を引っ張り出されたオネイサマもおりますのでご注意を!
もし誰かがビデオに撮っていたら間違いなくYOU TUBEもんだなぁ。でもそのお方、その後ちゃんと弁当食べれたのかなぁ?もう最後のおかずだったりして・・・
返信削除まだ食事途中だったので、我々全員上空を気にしながらも、中学校の頃に女子がやっていたような弁当箱のふたで隠しながら食べるようなしぐさで、コソコソと完食しましたぞ!
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