学力テスト Vol.297-8 その解答 ウミアイサ-1

ウミアイサ


アイサ類の真打ちで登場するのは、私の大・大・・大好き~なウミアイサ君! 
もう、そのカッコよさ、美しさにぞっこんです!!


・・・ということで、その魅力をじっくりと紹介することに!


何といってもパンク・ロック調のトサカ頭がカッケ~~!! ポマードを塗りたくってオールバックにしているカワアイサ君とは大違い。 赤い虹彩がヘアスタイルによ~く似合って凄味があっていいね~!

こちらがカワアイサ君

よ~く見るとくちばしの形も大違い! ウミアイサは細くてまっすぐで、先端は気づかない程度に曲がっているのに対して、カワアイサの方は先端が、かなり湾曲しています。

どちらも魚が主食なのに、どうしてこんなに違うのか? 本人たちに聞かないとわからないだろうけど、ちょっと気になる。
ウミアイサは甲殻類も獲ることが多いので、それも関係しているのかな?

ウミアイサの生活はほとんどが外洋で、たまに内湾や港内。
カワアイサはと言えば、例えばこの辺りでは浜名湖と、そこに流れ込む都田川が生息場所で、外洋で見かけることは、まずありません。


ウミアイサ×2羽とカワアイサとの2ショット! 浜名湖ならではの貴重なものです。
ウミアイサがどれかわかるかな?



ぬるぬるしたような魚を捕まえやすいように、こんなのこぎり状の歯の付いた嘴になっています。さらに、そののこぎりは内側に向かって角度が付いていて逃げられないように!

カモには嘴の外縁に櫛状の薄い板(板歯)があるけど、アイサ類はその「板歯(ばんし)」が、特に発達したのでしょう。
だけど、ヒトの歯のように獲物をかみ砕くということはなく、すぐに飲み込んでしまうので、単に捕らえやすいように発達したということ。かみ砕くのはあくまで砂嚢。

ここで【ミニ講座】鳥にはどうして哺乳類のような歯がないの?

答えは、空を飛ぶことを最優先に、ひたすら体重を減らすための工夫なのです! 
歯がないということは頑丈なあごやあごを動かす筋肉、骨などが不必要・・・これが飛翔への適用をすすめたということなのです。ホントにすごいね~!


ではここで、♀をご紹介。こちらは幼羽。 まだ幼い雰囲気を漂わせて初々しいねっ!
冠羽も短いし、虹彩もオレンジ色。


ちょっぴりアイシャドウをつけたタイプ


こちらはアイシャドウを通り越して、思いっきりガングロにまで変身したタイプの成鳥

同様にトサカ頭だし、この突っ張ったような雰囲気が、彼氏にピッタリと合うんだよね~

次は♂の換羽について 
ウミアイサ君のエクリプスは、まだ見たことがないので今後の宿題!


 こちらの上下の写真は換羽中の♂




カッコイイ兄貴になるまで、もう少し

ここまで書くのに写真を探したり、つたない文章を練ったりで3時間、疲れちゃったので休息・・・では、また次回!





2 件のコメント:

  1. 楽しく見させてもらってます!(*^-^*)
    ゆっくり休んでくださいよ~~

    返信削除
  2. ちょっと休憩・・が、蒸留酒を舐めると、そのままなし崩しに・・・

    返信削除