オタマの数はいかほど?

今、里山では『アズマヒキガエル』のオタマがいっぱい! 見つけたのは3/26だけど孵化はきっとその数日前にちがいない!
3m四方ほどの所に固まっているけど、え~と数は・・・ウ~ン、とても数えきれなくてとてもじゃないけど無理無理!! 鳥のカウント方式で数えようとしても、重なり合ってるのでよく判らないんじゃ。
とにかく万単位であることは間違いなし!


見える範囲の黒いのがすべてアズマヒキガエルのオタマ!!


今回はこのヒキガエル君たちに敬意を払って・・・というよりもkamechanたち、カメやカエル大好き少女に触発されて、いろいろ調べてみたので少しずつご紹介を。

まずは名前から。通常は「ガマガエル」と呼ばれてるってのは知ってるよね?
学名はBufo japonicus formosus で「ハンサムなニホンのヒキガエル」という意味なんだって!
ハンサム?どこが?・・・こりゃ、きっとカエル大好きなオバチャマの学者が付けたにちがいない!

漢字で書くと「東蟇蛙」・・・いかにも貫録十分って感じが出てます。これぞ名は体を表す!
さらにさらに、蟇蛙の語源も調べてみました。
「気ヲ以テ子ヲ引寄セテ食ヘバ名トスト云フ」(大海言)と書いてあり、子蟲を気で引き寄せて食べる!ウ~ム、さすがは大物!やることがちがうね~!

※「蟲(むし)」とは常用漢字新字体「虫」の旧字体です。
1945年以前は、「昆蟲(こんちゅう)」「蟲眼鏡(むしめがね)」と書きました・・・だって!

オタマは30mm程度までに成長するけど、成体があんなにでっかい(体長は40~165mm)なのに比べて、オタマは大きくなりませ~ん。


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