タンポポといえども・・・


さてこちらは知らない人はいない?

タンポポ

今年の「里の家庭園」は、タンポポだらけ。

ここを管理し始めたころはまだポツリポツリだったのに
今は「歩けばタンポポを踏みつける」状態なのです。

これも皆さんの草刈りのおかげかな。


そしてここにあるのは純日本産タンポポ

街中はほとんどが外国産タンポポに
占領されているのにここはほとんどが純国産。

「えぇ~タンポポってみんな同じに見えるけどなぁ~」
なんて思っている皆さん。

花の下をのぞいてみましょう。
鼻の下を伸ばすのじゃなくて、のぞくんですよっ!

こんな風に花の下の緑の部分が大きく反り返らずに
まとまってしっかりくっついているのが国産の大きな特徴。

自宅近くのタンポポを一度のぞいてみましょう。
あっ、あくまでも品よくね、品よく!

植物観察が楽しくなるかもよぉ~!




そしてこちらがお馴染みタンポポの綿毛

よ~く見るととってもキレイ

フゥ~っと息を吹きかけて飛ばしてみたくなりますよね。

すると綿毛は遠くまで飛んで行って
またそこで芽を出して・・・

こんな風にして増えていくんですネ。

これが生命力ちゅうもんじゃぁ~!


ちなみにタンポポは国産種と外来種との
交雑が進んでいて見分けづらいことが多々あります。

まぁその辺は適当にやっていきましょネ。

2 件のコメント:

  1. タンポポが綿毛になるとき遠くに飛ばそうと茎が伸びるって
    聞いた事があります。確かに花の時より背が高いのが多い。
    沢山のまんまる綿毛が風にゆらゆら~綺麗ですよね。

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  2. ちょっと難しい話だけど「国産種と外来種の交雑個体では、花の時は国産種の性質で背が低く刈り取られにくく、種を飛ばす時は外来種の性質で背が高くなって遠くに種を飛ばすことができる」。なんちゅうのがあるらしいですよ。したたかな戦略を持ってるわけ。

    そして綿毛の一本一本はホウキみたいな格好しているんだけど、これがまたうまく風に乗って飛んでいくのに格好の形らしいのです。こんな風な知識持って、また一度タンポポを眺めてみると面白いかも知れませんネ。

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