学力テスト Vol.355-3 その解答 カツオドリ

 カツオドリ

岩場からこちらに向かってヤッホ~と手を振っているのはカツオドリ君!
頭がかゆい時は「直接頭かき法」です。

日本には3種類のカツオドリの仲間がいて、その中では最もポピュラーな種類です。
とは言え、外洋性の海鳥なので静岡県やその周辺で見られることなんて殆どありません。

♀成鳥 
何といっても、目の後ろまで嘴の延長のようにみえる顔が特徴

名前の由来は漢字表記の「鰹鳥」から分かるように、カツオが大好物・・・なんてことは大ウソです。いくらカツオドリ君が大きいからといってそれは無理というもの!

カツオなどが小魚を追って、それを水面近くまで追い上げる → それをカツオドリや他の海鳥たちが小魚たちの群れを狙って上空で群がるのです。

だからカツオドリやミズナギドリ類が群れている時は、間違いなくその水面下で小魚やカツオ、マグロなどがいっぱい! というわけ! だから漁師にとっても有難~い存在!

♂の成鳥のは顔が青くなっています。

虹をバックに悠々と

おまけで「アカアシカツオドリ」

もう一種類のアオツラカツオドリはまだ出会ったことがないので、いつ出会えるのかが楽しみ~!

おまけの話:カツオドリの英名は「Brown Booby」
そうなんです。ゴルフをしている人なら良く知っている言葉で、あのブービーです。
ちなみにゴルフにはまだまだ鳥に関連する単語が沢山あります。
スコアを表記する「Birdy」、「Eagle」、「Albatross 」などがあります。
「Albatross」って何のこっちゃって? わからない人は自分で調べてみてネ!






5 件のコメント:

  1. 「直接頭かき法」のカツオドリくん、ヤッホー!(^O^)/
    空飛ぶ姿、カッコいい~
    漁師にとって有難い鳥だったんですね!
    「アカアシカツオドリ」の白いお腹に真っ赤な足!鮮やか~
    英名の「Brown Booby」は、ちょっと可哀そう~
    「Albatross」調べて見ましたら、アホウドリでした(*^-^*)

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  2. アホウドリは長い間、私の憧れの鳥でした。
    鳥島へ小型の漁船で行くツアーに参加して間近に見た時には天にも昇る気持ち!!
    あの素敵な金髪が忘れられません! 
    あんなツアーは二度と企画してくれないんだろうなあ・・・

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  3. 模型に向かってアピールしていたのはアホウドリですよね(*^-^*)

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  4. 模型? デコイのことかな?
    そうです!鳥島で絶滅が心配されていた頃に東邦大学の長谷川博先生たちがデコイをたくさん置いたことがありましたネ!

    1951年、絶滅したと思われていたアホウドリが発見されましたが、その後の涙ぐましい努力によって、現在では5000羽を超えるまでになっているそうです!!!
    この数まで回復すればもう一安心です。

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  5. デコイっていうのですね(;^_^
    一度は絶滅したと思われていたアホウドリが5000羽に!
    もう安心ですね!(^^)!

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