学力テスト Vol.336-3 その解答 ニュウナイスズメ

 ニュウナイスズメ

これは、つい最近までいたレンジャクだろうって?

ノンノン! スズメです・・・おっとただのスズメじゃございません。
れっきとしたニュウナイスズメの群れなのです。
ちなみに、レンジャクが「連雀」と漢字表記で書くのは、こんなふうに雀のように連なって電線やアンテナに止まることからきているのでしょう。

こちらがホンモノのヒレンジャクとキレンジャクの混群

ニュウナイスズメ君たちは冬鳥。

今シーズンは例年と異なってほとんど姿を見ませんでした・・・というよりも、見たのはたった1羽のみ!! カモたちも少なかったしね! まさか温暖化の影響? だとすると来期も心配になります。

桜が咲く頃まで残っていて、こんなことをします。

題して「花ラッパ」何だか大正時代を思わせるような古めかしい言葉です。
まあ、撮っている人たちに高齢者が多いので仕方ないのかもしれませんがネ!

こちらは♀

花ラッパではなくて「カルメンスタイル」と呼ぶ人もいるんだそうな。
サクラの花をバラに置き換えて、オペラのカルメンを連想したんでしょうね~
何故こんなことをするのかって? これはサクラの花の付け根に蜜があってそれを吸っているのです。

最後になったけど、ニュウナイスズメの名前の由来について。
江戸時代にもすでに「にうないすずめ」とか「やますずめ」と呼ばれている。
そのはるか以前の平安時代の枕草子に「かしら赤き雀」として登場する「にふない」はニイナイ(新嘗(にいなめ)すなわち新しい穀物のこと)の変化と思われる・・・「鳥の名前」 大橋弘一著より

それとは別に「にふ」とはホクロのことを指し、にふ(斑)が無いスズメの意味という説もあるようです。





3 件のコメント:

  1. ニュウナイスズメ見た事ないですが「花ラッパ」可愛い~(*^-^*)
    雀のように連なって電線やアンテナに止まることから「連雀」なんですね。


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  2. 今日は、そのニュウナイスズメを撮りに30km先まで出かけたけど、いたのは4~5羽で「花ラッパ」はしてくれませんでした。
    しかも満開で姿が隠れてしまって撮るのも大変!
    おまけにスズメの声との聞き分けもできないオジイが騒々しくって、じっくりと撮ってられないので、早々に引き上げてきました。もう今期はこんなとこへ行かない! フン

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  3. 30キロ先まで行ったのに・・・残念でしたね~

    探せば私でも何時かはニュウナイスズメを見つけられるかな?

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