学力テスト Vol.334-4 その解答 オナガガモ

 オナガガモ

英名では「Northern Pintail」で「針のように尾が長いカモ」、学名はと言えば「Anas acuta」で「先の尖ったカモ」。どれもこれもこのカモの尾羽のことを名前にしています。

♂にとって尾羽はとっても大事なセックスアピールの武器! その辺りにスポットを当ててみました。

飛んでいても、その優雅な尾羽が印象的

換羽途中で変化を見ていくと

胸や背中にまだエクリプスの面影が残っています。

晴れて生殖羽に変身完了・・・と思いきや、まだ尾羽が未発達。

一番大事な部位だからこそ、最後の最後に伸びてくるようになっているのです!!
嫁さんを見つける前に、大事なものが傷ついたりしたら一大事だからね~

こちらでも、左の♂「短尾君」は まだ尾が1/3ほどしかありません。

上の写真と同じ個体で、左が「短尾君」

「へい、ベイビー! オラとお茶しない?」

「フン、アンタってまだ尻尾が全然 未熟じゃん! あっかんべ~だ!!」

こちらの♂は最長まで伸びた尾を凛々しく振り上げてアタックです!
「どうでい! オイラってカッコいいだろ? だろだろ?」
彼女の方も「フ~ン、まあ、これくらいならヨシとするかなっ!?!」と、目がキラリ!

こちらはすでに出来上がっていたカップルですが、何故か♂の尾がションボリ!

元気がないのは、喧嘩でもしたのかな? それとも体調不良?
「実は二股かけてるのがバレちゃって、それでご機嫌を損ねたんです~」ありゃま~ 
そんなの、もっとうまくやんなきゃダメじゃん!!

「尾は口ほどにものを言い」という格言が生きてますね~
















2 件のコメント:

  1. オナガガモってなかなか素敵な姿♬
    尾は大事な部位だからこそ、最後の最後に伸びてくるようになっていたんですね!長さが違うのはどうしてかな?と思ってました。

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  2. とにかく♀に気に入ってもらわないことには、話が前に進まないのです!
    しかも自分の実力で! 
    だから大事な尾羽はとっておきの伝家の宝刀なのです。
    ヒトの場合はお見合いという方法もあるので、自然界よりは多少はマシかな?

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