学力テスト Vol.308-4 その解答 アマサギ

アマサギ
♪ 亜麻色の~ 長い髪を~ 風がやさしくつつむ~ ♪ 
ご存知、ヴィレッジシンガースの「亜麻色の髪の乙女」1968年の名曲です!
・・・同名のドビュッシーの前奏曲とはまったく関係ないらしい。

ちなみに、島谷ひとみちゃんが歌って2002年に出したCDもけっこうヒットしたらしいけど、これは単なるカヴァー曲で、グループサウンズに馴染んできた我らにとっては、1968年のレコードが断然いいねっ!!

この曲を口ずさみながら、想いを馳せている彼女のことを、ボ~っと考えていたものです。もっとも、この頃に好きだった子は亜麻色の髪なんかじゃなかったけどね・・・

当時は茶髪や金髪なんてのは暴走族とか、ヤンキーだけ! そういや、ヤンキーなんて言葉もなかったなぁ 単に不良少女って言ってたような気がするな~。

私が想い焦がれてた黒髪の彼女はそんな不良少女ではなく、ポニーテールがよく似合う純心無垢の乙女! 

さてさて、本題。
標準和名となっている「亜麻色」とは、亜麻(あま)をつむいだ糸の色のことで、黄色がかった淡い茶色のことをいいます。この和名がつけられたのは明治以降のことらしいね。

ということで、漢字で書くと「亜麻鷺」だと思いがちだけど、古くから書かれていた漢字は「飴鷺」。

「飴」はもちろん、水飴のことで、現代の水飴は無色透明だけど、昔の水飴は麦芽で作られていて、橙色と茶色の中間色。「飴色」で検索すると、その色見本を見ることができます。



初夏に渡って来た頃は、真っ白とかこんな感じのが・・・


それが徐々に変化して、別名「猩々鷺」に!
※猩々とは伝説上の酒好きな動物のことです。


右側の個体は、更に変化して婚姻色になりました。


嘴は紅しょうが色、目元は赤っぽく、虹彩までもが濃いオレンジに!


この完璧ないでたちで♀を虜にしちゃうぞ~~!!



2 件のコメント:

  1. 「亜麻色の髪の乙女」懐かしい~♪
    婚姻色の鮮やかなこと!!驚きます!!

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  2. これだけ気合を入れたコスチュームなら♀もイチコロでいっ!

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