菖蒲湯
江戸時代、武家社会で菖蒲と尚武をかけて5月5日を尚武の節日として祝うようになったのが端午の節句の始まりだと言われ、その結果、今日でも5月5日には菖蒲湯に入る習慣が受け継がれているのだという。
こんな風にウィキペディアに書いてありました。
そしてもう一つ
そもそも、菖蒲は昔から病邪を払う薬草だと考えられていた。
とも書いてありました。
この二つの意味が込められて菖蒲湯なんでしょうね。
でも今回紹介するのは、ショウブの花。
後ろに見えるのが菖蒲湯に使う葉っぱ。
花は使いませんよね。
この地味な花、なんとなくどこかで見たことあるような形???
ミズバショウの白いところの真ん中にあるのに似てませんか?
もっと似ているのがサトイモの花。
サトイモの花って見たことありますか?
えっ、芋しか興味ない?
確かに!
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ミズバショウもサトイモもショウブもみんなサトイモ目
同じ仲間なんですヨ。
よく間違えられるのがアヤメの仲間たち。
葉っぱが似ているけど、全く別の種類なんです。
アヤメはこんな花咲かせませんものね。
このショウブ、サトイモの仲間らしく
地下茎がとっても良く発達します。
そして頑丈。
ほっておくと大変なことになるのです。
だから毎年、これ以上増えないように
せっせと引っこ抜いているわけ。
葉っぱが必要な方は、一声かけて下さい。
タダ菖蒲風呂に入れますよ。
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そうそう、hideさん。
ツマキホソハマキモドキという超メタリックなキレイな蛾が
このショウブやセキショウを食草としているみたい。
5月半ば過ぎから成虫が見れるらしいですよ。
里山にいるかなぁ?
ツマキホソハマキモドキ? 初耳なので当然見たこともなかったけどこれだけ派手なら見つかりそう~! 期待してま~す!
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