ちょうど留守だったので近寄って巣を撮っていたら、後ろからいきなりブ~ンという羽音!「うひゃ~っ!」思わず首をすくめてしまいます。
でも人間にはまったくお構いなし!きっと彼女は巣の設計のことで頭の中がいっぱいなのでしょう。
そこで調べてみると、こんなことが書いてありました。ふ~んなるほどね~!
①越冬を終えた女王が5月に巣作りを開始してから、最初の働きバチが羽化するまでの約1ヶ月半くらいは、女王が一匹で巣作りと子育てをする。(単独営巣期)
②巣は女王によってトックリ型の基本形までが作られる。
③働きバチが羽化すると、働き蜂がその外皮を発達させる。あちこちで巣材を集めてくるため、材料の違いから外皮の表面には特徴のある貝殻状の模様ができる。
④巣の大きさはバレーボールの球くらい。
⑤おとなしい性格なので、巣に近づいても攻撃してくることは少ない。
発見初日。 これは天井から吊る部分の土台作りで、これが大黒柱!?
2日後にはもうこんなに出来上がっていました
疲れるとここで一休み
横から見るとこんな感じ。この時は茶碗蒸しのフタくらいの大きさでした。
この場所は我々にとって休憩したり、弁当を食べたりする大事な場所・・・そんなところの頭上なのです。う~ん困った!・・・と思ったのは一瞬だけ!
だからといってこんなビッグチャンスを台無しにすることはできません。kunichanと相談の上、この巣の作業工程と出来栄えを観察することにしました。
これが巣に近づいただけでも襲ってくる「キイロスズメバチ」だったらこうは考えなかったけどね!
さてさて、一輪挿しのトックリ型の巣が無事に見られるかな!・・・ムフッ!
おっと、その前に仲間にも知らせとかなくっちゃ!
いやぁ~いろいろと勉強になりますねぇ。「観察するならいつ?」「今でしょ!」ということで、皆さんに「撤去はダメ」と「頭上注意」をお知らせしてくだされ!
返信削除時折、巣の製作を放棄したようなのを見かけることがあるけど、理由は何?やはり女王蜂が巣作り途中で不慮の事故にあったからかなぁ。一ヶ月半も一匹に全てがかかっているというのは、結構なリスクだもんね。
私はこのコガタスズメバチの女王に敬意を表して、今後は「リンリン」と呼ぶことにします。
返信削除リンってのは小型鈴目蜂の鈴から付けた名前っす! リンリ~ン!完成までぐわんばれ~!
えっ? 鈴目じゃなくって雀じゃろって?だって「チュンチュン」じゃ可愛くないも~ん!