学力テスト Vol.304-3 その解答 ノハラツグミ

ノハラツグミ


ツグミとはちょっと雰囲気の異なるノハラ君! これが高貴に見えてしまうから不思議!! ヨーロッパなどの分布域では市街地の公園でも見かける普通種なんだそうな。


図鑑ではツグミとは1.5cmしか違わないのに、この時はずいぶん大きく見えたのが摩訶不思議!

この日は天気が良くて、かげろうが立ってしまい、なおかつ50mという悪条件。それでも琵琶湖近郊まで遠征してきたのだから見られただけで充分と、とりあえずは納得の気分です。
この時は何人いたかって?、ザラっと数えて100人以上かな? 昔と決定的に違うのは全員がデジカメを持っているという事。


こちらは1980年に伊勢原市で見た時のもの。当時のことを調べてみると日本初記録が1960年で、多分この個体はそれ以来という大珍鳥!! 
もちろん当時は銀塩カメラでの撮影のポジフィルムなのでありまして、それをデジタル化したものです。

先月、都内のある公園に珍鳥が出たと聞いて出掛けて行った友人からの話では、何と200人以上が群がっていたとか! 


携帯もない時代で、日曜日の夜に電話をもらいFAXで地図を送ってもらってから、次の週末までの日々は仕事が手につかず、悶々として待ちわびたのを懐かしく思い出します。

ホントのところはこんな近距離だったら、有休や仮病を使ってすぐにでも飛んでいきたいんだけど、「抜け駆けは絶対にご法度!!」の親友との硬い約束があるから、どうにもなりません!
もしその約束を破ったら、そのあとは5寸釘の嵐に身をさらさなければなりません。
親友との絆を大事にするか、自分の心に正直に行動するか・・・ハムレットの日々です。
もし内緒で行ったとしても、うれしくて黙ってるのも辛いしね~~

現地に着くまでは不安と期待が混ざり合って、それはそれは複雑な時間!!
珍鳥を見るまでのこの時間が一番スリルがあって面白いのかもしれません・・・というよりも、今でも一番そこに魅力を感じるのかも?!?!

当然ながら、残っていてくれた時の喜びはひとしおで、逆の場合も数多くあるけど、そんな時はその記憶を消すことにしておりまする。わざわざ北海道や九州まで出かけて行って振られた話なんて、体に悪いから覚えていたくないもんね~ フン!!

3 件のコメント:

  1. 「ノハラツグミ」野原を散策したら会えそうな名前♪
    銀塩カメラって? フィルムが入っていたカメラの事ですね。
    後半の2枚の写真は映画のワンシーンみたい(*^-^*)
    現地に着くまでの不安と期待のスリルが原動力なんですね♬

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  2. 例えばの話、最近の写真屋さん(鳥屋さんとはあえて区別してます)は餌付けとテープ(鳥寄せ用)は何の躊躇もなく使います。
    珍鳥が餌付けされたとなると、もうその時点で麻薬中毒患者を手にしたようなものです。それほど餌付けは凄いんです!
    だから出会える確率はほぼ95%!!
    これでは不安とか期待のスリル感は起こるはずがありません。
    見れればいいってもんじゃないんですよね~!!
    かと言って、見れなかった時のショックはアルマゲドンに出会ったような感覚だから、見たいのは当然なんだけどネ!

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  3. 私の行動範囲は狭いですが・・分かります!!
    自然の中での偶然の出会いが楽しいですね!(^^)!

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