学力テスト Vol.304-4 その解答 ヒレンジャク

ヒレンジャク
クイズ Vol.304の真打ちはこれ!

青空に舞うヒレンジャク!! カッケ~~~!!

漢字で書くと「緋連雀」これが名前の由来
電線にスズメがくっつき合って止まっているようでしょ?!?!

こんな群れを見たら、まっ先にしっぽの先に注視!!
目的は「キレンジャク」探し!!

何故かというと、静岡県ではヒレンジャクはほぼ毎年2月下旬~3月末にかけて観察はされるんだけど、キレンジャクはその中のせいぜい2~3%程度・・・50羽いたら1羽、100羽いたら2~3羽いれば上出来!といった程度でしか発見できないのです!

似てはいるけど、繁殖地が全然違うのです。片やヒレンジャクは東アジアのウスリー地方のみに対して、キレンジャクはユーラシア大陸の中部以北全体、北米大陸(主にカナダ)と広範囲・・・というように、ヒレンジャクの方が局所的。

日本に春先に渡ってくるのは同じ行動だけど、ヒレンジャクは沖縄県中部以北~西日本に多いのに対し、キレンジャクは本州中部以北に多いです。
一度、冬の日光に行った時に遭遇したレンジャク200+の群れはほとんどが黄色ばっかりでビックリ!!

何故か静岡県はヒレンジャクが圧倒的に多いのです!
無いものねだりとか、珍鳥にばかり目が行くのは欲深いオイラ達としては当然の反応!

クロガネモチの実をおいしそうに

というような理由で、レンジャク君たちが飛来すると、周りの誰もが「黄色はいた?」と反応するのです。とは言っても、そこでヒレンジャク君たちの価値が落ちる訳がなく、彼が渡ってくると皆さん、心なしウキウキするようです。

かく言うわたくしめなんぞの、この鳥に対する馴れ初めは、この鳥を初めて見たのが鳥見を始めてまだ10ヶ月ほどの時!!
何と何と我が家の団地の屋上のアンテナにゴソ~っと200羽以上の群れで突然現れたのです!! 彼らの目的は延々100mにも及ぶ垣根のピラカンサ!! 


4Fに住んでいた当時、自宅の窓から見える隣のアンテナにも、道路の向こう側の民家のアンテナにもヒレンジャクだらけ~~!!
これを当時、雲の上の存在だった野鳥の会の支部長に電話したら、すっ飛んできました。どうやら私が第一発見者のようでした。


それからは毎日毎日、見知らぬ顔の野鳥の会の面々が顔を出し、皆さん満足そうに見入っているのをマンウォッチング!!・・・てなわけで、ヒレンジャク君は私にとっては絶対に忘れられない思いで深く、そして大・大・・大好きな鳥なのでござる。
ということで、今回のクイズ Vol.304には真打ちとしてご登場願った次第なのです。











2 件のコメント:

  1. fuutenhideさんにとって思い出の鳥ヒレンジャク♪
    アンテナに200羽以上の群れには驚きますよね~
    それにしても何とかっこいい姿!メイクしたような顔も主役級~(*^-^*)
    電線にズラリと並んだヒレンジャク!まだ一度も会ってない私はびっくりです!

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  2. 同じ鳥でもスズメやムクドリの200羽とは大ちがい!!
    この歌舞伎役者のようなメイクが魅力たっぷり!
    そして、尾羽のチャームポイントが何とも魅力的なこと!!

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