学力テスト Vol.301-2 その解答-1 モモンガ

モモンガ

昨年、西日本に遠征した時に初めて出会えました! 超かわゆいね~~~

サイズは胴体が1420cm + 尾が1014cm。 重さは150220
・・・ということはこれを分かりやすく置き換えると、おおよそモルモットくらいの大きさで、卵のMサイズ(殻付きが60g)が3個分! 
あなたの家の冷蔵庫から卵を出して手のひらに乗っけてみて下さい。

我が愛する鳥類で比較すると、180gというのはシラコバトと同じだけど、シラコバトは全長が32.5cm。

この重量差は哺乳類と鳥類の進化の方向性の差で、鳥類というのは何をさておき、とにかく軽く軽くと進化してきました。
例えば、口や歯を嘴にすることであごの骨をなくす。尾は尾羽に。全身の骨は中身を中空に。 etc.

ここでは、モモンガの巣を鳥の巣箱のように木にくくりつけてありました。

管理人によると19:40頃に出てくるし、顔を出したらものすごく飛び出すのが早いから気をつけるように・・と、言われていたので、念のために19時頃から待機! 
一瞬も目を離せません!
こんな感じで顔を出したのは19:30ちょうど!! うわわ~、見えた~~!!
この姿勢のまま2秒ほど外の様子をうかがっていました。

左手をそ~っと外に

チラッとこちらにも注意!

ここからが超ハイスピードの動き!

ISO感度を1/16000まで上げてあっても、シャッタースピードは1/50にしかなってません。だから動きが早いとブレるのは承知していたけど・・・

ここまで、わずか2秒ほどで、あっという間に暗闇に消えていきました。
巣箱に戻ってくるのは、いつも4時頃ということでした。

ちなみに、同じ体重ということで例を出したシラコバトについて少々。
「国の天然記念物」&「埼玉県の県の鳥」&「越谷市の市の鳥」という大層な鳥なのであります・・・が、この肩書だけを見ると、いかにも昔から日本にいた鳥と思われそうだけど、実は実は江戸時代にインドから持ち込まれた外来種!
その目的はタカ狩りの獲物として使われたとのこと。

ん?んん? 外来種が天然記念物になってしまうなんて、オカシクネ?!?! 唖然~

シラコバト
この写真はネパールに行った時に現地で撮ったものだから、れっきとしたホンモノ!

一応、他の代表的な外来種についても調べてみました。
カササギ:1600年代
コジュケイ:1919(大正8年)
コブハクチョウ:1952(昭和27年)
ワカケホンセイインコ:1969(昭和44年) 
※年代は持ち込まれたり、野生化した頃の数値

このうちカササギとコジュケイは現在、日本の野鳥扱いになっていますが、他の2種の肩書はまだ外来種のまま。

だけど、あと100年もしたら、コブハクチョウも、現在 東京の空を我が物顔で飛び回っているワカケホンセイインコも国産種に昇格しちゃうのけ?
鳥くんたちには全く罪はないんだけどサッ  アホクサ~!

3 件のコメント:

  1. ISO感度を1/16000まで上げてあっても、シャッタースピードは1/50 ???
    専門用語だ~ でも飛び出すときの瞬間を捉える大変さが伝わります(*^-^*)
    モモンガの動きと表情が可愛いですね!!♬
    わが県のシラコバトがネパールにいるとは!
    以前は散歩中でも会えたのですが、ここ数年は殆ど見なくなりました(;_;
    百人一首でも読まれているカササギが外来種だったとは驚きです!
    「かささぎのわたせる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける」家持

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  2. とりあえずは、有名な外来種だけ列記したけど、知りたければ「外来種の鳥
    でけんさくすると、「侵入生物データベース」国立環境研究所 のリストを見れば、最近問題になっているソウシチョウやガビチョウ以外にもいろいろ書いてあるので、鳥類以外も一度、目を通しておくといいですよ!

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  3. ありがとうございます!見てみます♬

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