奥ゆかしい味わい

見た目は5~6mmのオチビのハエに見える・・・だけど、れっきとしたミズアブの仲間。


それが『ネグロミズアブ』君。名前は翅の付け根が黒いから。


上から見ると翅の黒い部分の曲線と、腹部の先端の曲線の部分とがピッタリと一致してます。

これも控えめだけど、りっぱなパフォーマンス! 好きだなあ、こういう奥ゆかしい点!! 目立ちたがり屋のヤツには、ネグロ君の爪の赤でも飲ませなきゃ!!


林縁の葉っぱの上にじっとして止まっているのをよく見かけるけど、ドデンとお尻がでっかくて安定感たっぷり! まるで肝っ玉母さんのよう・・・えっ、そんなの知らないって? ウソ言っちゃいけませんぞ! そんなに若ぶったってダメ~!!

調べていくうちに分かったけど、小楯板には4本のトゲがあるって書いてあった。・・・翅の付け根あたりにご注意くだされ。


おお、あった、あった~! ・・・で、これってどんな役目を? 単なる飾りなのかなあ? 近寄ったらこれを立てて刺すぞ~っていう秘密兵器なのかなあ? 知れば知るほど味のあるヤツでんなあ。


1 件のコメント:

  1. そうそう、ミズアブの仲間をいろいろと調べていたら小楯板に棘のあるやつとないのがいるんですよね。そして複眼に毛が生えているとかいないとか・・・まぁ勉強にはなりますわ。しかし覚えきれん!せいぜいこの辺までですわ。

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