学力テスト Vol.395-4 その解答 ヒレンジャク その1 ~ 待ちかねたお客さま ~

 ヒレンジャク その1 ~  待ちかねたお客さま ~

今頃になると渡ってくる、それこそ今が旬ので絶対に見たい鳥!!

まずは、この2枚のピンボケ写真をご覧あれ!
こんな写真でも私にとっては、とってもとっても大事なお宝画像なのです。

これぞ、まだビギナーという湯気がシュルシュルと立ちのぼっていた頃に出会えた鳥。

 自分のハナマル(ライフリスト)の記録をひも解くと「ヒレンジャク」を初めて見たのは、まだ野鳥の会に入って1年も経っていない頃で、見た場所は「自宅」と書いてあります。

 図鑑を毎日眺めていたので、こんな鳥がいるというのは承知していたし「この鳥を見たいな~!、いつ見れるのかなあ~?」と願っていました。

 そんな春のある日、聞き憶えのない鈴の音を鳴らすような声が聞こえてきました。
当時は団地の4階に住んでいたのですが、窓から見たら隣の棟のTVアンテナに小鳥が群がっています。か細い声は間違いなくその方角から聞こえてきます。

 双眼鏡で覗いてみると・・・「ん?んん?? あれは何じゃ? うわわわわ~~~!! ヒ・ヒ・ヒレンジャクじゃ~~!!」 
 何と200羽を超える大群がTVアンテナや電線に止まっているではありませんかっ! 
エサは団地沿いの道路の垣根になっていた赤いピラカンサの実。

 当時の支部長に電話をすると、「ええっ、ホント? すぐ行きます!!」まだ誰も知らない情報らしくて、私が第一発見者!! うっほ~、やった~!!
 ちょうどこの日は日曜日だったので、情報を聞きつけて鳥仲間がひっきりなしに訪れてきたのは当然です。もちろん当時は固定電話しかなかったので、連絡が取れたのは、運よく自宅にいた人だけ!

漢字の表記では「緋連雀」。

まさに電線にスズメが並んでいるようです。
一説では「雀」は「小鳥」の意味ともいわれます。

これだけいると壮観で、見ているだけでウキウキ・ドキドキしてきます!


 思い出のエピソードがあります。
この数年後の春先、自宅の庭にヒレンジャクが来たという長老の話を聞きました。彼はヒレンジャクが去ってしまわないようにと、何とイチゴを買ってきてエサ台に置いたのです! 
「ええっ!そんなのを食べるの?という質問に、ニンマリと笑って「だってイチゴのおかげで1週間もいてくれたのさっ!」だって!

 当時、イチゴは高級果物だったのに、毎日1パックでは足らなくて2パックづつ! 
優しい奥様や可愛い娘がいるというのに、彼女たちには1粒も与えずに、すべてヒレンジャクにやっていたというからすご~い! よく家庭内争議にならなかったね~!と、感心したのを覚えています。我が家だったら「おんどりゃ~、何を考えとんじゃい!」と言われるような、あり得ない話!

 ちょうど今頃がベストシーズン!! おっと、また新たなレンジャク情報が入りました! ブログを書くのなんて後まわしにして、すぐに発進~~!





3 件のコメント:

  1. 電線、アンテナに、凄い数のヒレンジャク\(^_^)/
    カワラヒワがズラリ並んでいるのは見たことありますが
    もしもヒレンジャクだったら感激~o(^-^)o
    長老の方の庭に来たというヒレンジャクは
    イチゴが好きだったんですね~♪
    毎日2パックづつは、ちょっと~o(^-^)o

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  2. 今日もヒレンジャクを見てきました。レンジャク情報が来たらじっとしてはいられません!!
    今年は当たり年とまではいかないけど、それでも2~3か所で20~30羽の群れが入っているようです!

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  3. 今日も会えてハッピーですね\(^_^)/

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