学力テスト Vol.393-2 その解答 オジロトウネン ~ シックで控え目だけど、ちょこっとだけ珍鳥 ~

 オジロトウネン ~ シックで控え目だけど、ちょこっとだけ珍鳥 ~

英名は「Temminck’s Stint」

「Stint」とは「Sandpiper」と同じく、小型のシギのことを表します。
英名の由来は、学名の「Calidris temminckii」すなわちテムミンクのシギ。
temminckii」はオランダの分類学者の名前をとったものです。


 日本で見られるスズメほどの大きさのシギ類で、トウネンの名前がつくのは3種類だけ。
「トウネン」ほどの数がいるわけでなく、ちょこっとだけ珍鳥。
「トウネン」は旅鳥で春と秋にしか見れませんが、こちらは越冬する個体もいるので冬でも見ることができます。
 ただし、ほとんど目立たず、控えめに目立たぬように暮らしています。・・・まるで我が身を見ているよう!
探す時には、端っこで固まっている場合もあるので見逃すことのなきように要注意ですぞ!


 幼鳥の雨覆の白い羽縁の内側には、「黒くて逆Eの字型」の模様があります。
もっとわかりやすく覚えるなら「イカリ模様」。そう、船の「錨」です。似てるでしょ?

 これを「サブターミナルバンド」と呼びます。今回はこの呼び名を覚えておきましょう。
数種類のシギに出ます。
ちなみに、一番外側の白い羽縁(外縁)のことは「ターミナルバンド」といいます。

参考までに、コオバシギの幼鳥にも「サブターミナルバンド」がくっきりと出ています。

羽伸ばしをしてストレッチ う~ん気持ちよか~~!!

尾羽に注目!! 左右の外側の2枚は白です。
これが和名の「尾白当年」の名前の由来。
「オジロトウネン」・・・これを略して「ジロネン」と呼ぶ人も。

「当年」というのは「この年の生まれ」という意味で、「1歳児のように小さい鳥」ということから名づけられました。

ピンぼけでも「直接頭かき」の証拠写真としては何とか使えそう!
次回のチャンスにはハッキリ&クッキリを撮ることに!

 最後に一言! 地味な鳥のことを「地味~!」と言ってはいけませぬ! あなたに語彙力があり、なおかつ鳥のことを愛しているなら、ここは是非「シックな色合い」だとか「ハイセンスな配色」と言い換えましょう。

 今でこそ「ファッションセンター しまむら」は、けっこう粋なファッションを売っていますが、かつてはジジババが通う安価で地味な服ばっかし! 

 でも現在では、デザインにパリやロンドンのトレンドを取り入れているということで、ピチピチの若い娘がそんな服を着ると、ハイセンスな乙女に変身!・・・ということで、若者にも人気の店になっているのです。
 
 ちなみに、しまむら」で購入したもの全身のコーディネートを整える人を「しまラー」と呼ぶんだそうな!! そう言えば、かつて一世を風靡したプロゴルファーの横峯さくらちゃんもしまむらの大ファンだとか言ってたな~

 さてさて、そんな「しまむらファッション」をあなたが着ると、周りからの評価は「げげ~っ、じみ~、じみすぎじゃん! それじゃ、オバンみたいじゃん!」と言われるか「わお~、すっごくシックでいいね~」と褒められるか、どっちかな? 
ジジババよ、もっと自信をもって着こなそうぜいっ!! ヒトは中味で勝負じゃっ!!












学力テスト Vol.393-1 ~ 頭かきシリーズ その39 ~

 今年はどんな鳥たちとの出会いが待っているのでしょうか? と言いつつ、すでに超のつく珍鳥と出会ってきました。近いうちに、その「頭かき」をご紹介!

さっそくですが、新春 第1弾のクイズです。

 次の3種類の「鳥の名前」と「頭かき」の方法をセットで答えてください。今回は簡単すぎちゃったのもあるかな?

頭かきの方法 1:直接頭かき 2:間接頭かき

A

B

C




学力テスト Vol.392-4 その解答 チュウヒ ~ Mr. Harrier ~

 チュウヒ ~ Mr. Harrier ~

「チュウヒ」という言葉自体が聞き慣れないのに、漢字で書くと「沢鵟」。う~んさらに意味不明に! 

「鵟」は「ノスリ」と読みます。よって「沢に棲むノスリ」。この場合の「沢」とは水が浅く溜まった所、または草木が生えている湿地・・・という意味です。

虹彩が茶色なので幼鳥。

チュウヒはアシ原のある河川敷、沼沢地、湖沼、干拓地などで、主としてネズミ類や小鳥などを捕食します。

こちらも幼鳥

成鳥 足はうらやましいほど長いです。

何と何と、この個体の右足には足環がついていました。

チュウヒは個体の色変化がものすご~く多い鳥。

私の友人に「チュウヒ大好き」・・・というよりも「チュウヒ・フリーク」がいるのですが、干支に関係なく毎年「チュウヒ」の年賀状を送ってくるのです。そりゃもう徹底しているので、かえって好感が持てます。やはり色変化に惹かれるのだそうな!

今まで見た中で、もっとも美しいチュウヒがこちら!

翼下面が真っ白です! 
このような個体は、以前は一般的には「大陸型」と呼ばれていました。

 ヒトは飛行機などによく鳥の名前を付けました。特に戦闘機には Eagle(イヌワシ)、Falcon(ハヤブサ)、Goshawk(オオタカ)など猛禽類の名前が多く付けられています。

 「チュウヒ」は英名では「Eastern Marsh Harrier」と言います。
動詞の「harry」には「敵や獲物を執拗に攻撃する」という意味があります。

 この「Harrier」で思い当たるのは、英国の戦闘機で「垂直離着陸戦闘機  ハリヤー」。
アシ原すれすれを浅いV字型で飛んで、獲物を見つけるとスッと舞い落ちる・・・そんな行動からこの戦闘機も命名されたとのことです。











学力テスト Vol.392-3 その解答 ヒメハジロ ~ Mr.マンセル君 ~

 ヒメハジロ ~ Mr.マンセル君 ~

 昨年のワールドカップでも恒例のごとく、いろいろなヘアースタイルの選手が登場して、そちらも目が離せず面白かったですね! 

 彼らにとっては技を見せることも大事ですが、名前を覚えてもらうことも大事! だから長友選手の赤いおかっぱ頭も、彼の「ブラボー」発言と共に後世に残ることでしょう。

 さて、皆さんは年頭に当たって「年間計画」または「年間目標」なるものを立てていますか? そんなもん無い無いって?! あなたね~、目標のない生活なんて、つまんないし、ましてや老人にとってはこれ以上危険なことはありませんぞ!! 

 ただ、のんべんだら~りと生活するってことは、ただ息をしているってことと同じで、全く張りがなく緊張感とも縁遠く、ボーッとして生きているということなのです! だってその方がストレスがなくていいじゃん!・・・ですって??! 

 ダメダメ~、脳細胞が日々 音を立てて崩れ、激減しているっちゅうのに、その自覚がないなんてアンビリーボーですっ! そんなんじゃチコチャンに叱られちゃいますぞ!

 そういうお前はなんかあるのかい?って? よくぞ聞いてくれました。私の目標は「ライフリスト・頭かき版」で「今年こそ大台への達成年とする!」なのです! でへっ!!


さてさて、2023年の最初を飾るのは、何をさておき「ヒメハジロ」君しかありません。

そこで、またまた出ました お宝映像!! (宮古市 1989年)

 一見するとピンぼけに見えますが、当時の機材ではこれが精いっぱいでして、後生大事に残してありました。


まさかまさか、あれから30年以上も経った今頃になってヒメハジロ君に遭遇できて、しかも頭かき写真が撮れそうだなんて!?!
この鳥だけはアメリカにでも行かなきゃ撮れっこないと思っていたのです!
しかも完璧な成鳥の♂だって!! こりゃ何が何でもすっ飛んで行くしかありません!!

おっと~、さっそく頭かきを始めてくれました!
でもこの後ろ向きの角度じゃ、ちょっとね~

その後、待つこと1時間余りで、ようやくこちら向きで敬礼をしてくれました!

「あれっ、やけにアイツから視線を感じるぞ~」と言いたそう。

頭かきに使う足はこんな感じ 
さすが潜水ガモだけあって見事な水かきです!

潜水直後の尾羽だけ!


 水中から浮上してきた瞬間を撮れば、どんなのを食べているのかがわかるだろうと思ったけど、とうとうわからずじまい。
資料によればエサは甲殻類や軟体動物、小魚らしいけど・・・。


 漢字では「姫羽白」と書きます。「姫」とは「ヒメカモメ」や「ヒメハマシギ」と同じく、その仲間の中で最も小さいという意味で、日本で見られるカモ類では最小なのです!

 コガモを間近の公園などで見ている人はわかると思うけど、あれよりも小さいのです。
もう可愛いのなんのって!
 
 可愛らしく見える条件としては、ヒトの赤ちゃんが参考になります。あの3頭身くらいの頃のヨチヨチ歩きの幼児の可愛いことといったらありません!! まさしくあれです!
ヒメハジロ君のフォルムを見ると、頭が大きいことが可愛さに拍車をかけているようです。

 ラテン語で表す学名は「Bucephala albeolaで「少し白い大きな頭の鳥」。 
属名の 「bucephala」とは「牛の頭のこと。
そして種小名の「albeolaは「少し白いという意味です。


 頭の白い部分が半分を占めているので、少し白い・・・だなんてことはありません。
それと後頭部で黒い部分が尖って出っぱっているところも、さりげなくお洒落です。
・・
 ついでに書くと「Bucephala」はホオジロガモ属のことで、国内ではお馴染みのホオジロガモと同じ仲間です。ヒメハジロ君の次列風切から雨覆にかけての白さはホオジロガモとまったっく同じ配色!

 そして最後に、特筆すべきはヒメハジロ君のヘアファッション!! これがスゴイのです! 参考までに東洋区の美麗種代表として「ヨシガモ」君にも登場していただきました。


 ヨシガモ君の見事なナポレオンヘッドが構造色でキラキラと美しく輝くのは見慣れた風景ですが、相手が北米代表の「ヒメハジロ」君だと、ちょっと勝てそうにありません。


 曇っているときは、ただの白黒の頭なのに、ちょっとでも太陽が顔をのぞかせるとキラキラと虹色に輝き始めるのです!



今回 載せた写真では、その美しさがほとんど表現できていないのが残念でなりません。
我が身の腕と機材を呪いたくなります。


 その美しさが見事に表現されている大切な写真を、友人から1枚だけ拝借してきました。
皆さまに見せたかったのはこんな写真なのじゃ~っ!

 黄緑・緑・濃緑・青・青紫・赤紫・紫などが複雑に繋がって、これだけの色表現ができる構造色を持ったカモはいないのでは?
それはそれは見事で、ため息が出てしまいます。ホントにうっとりです! 

 別の表現で言うと「マンセル表色系の色見本」というのがありますが、この立体図がヒメハジロ君の頭そのものズバリを表しているといっても過言ではありません。
※何のこっちゃ?という方はネットで「マンセル表色系の立体図」をご覧ください。

 こんなスゴイのと比べられたら、ブラボー長友選手の「赤いおかっぱ」も霞んでしまいますよねっ!











































恭賀新年

皆さま、明けましておめでとうございます。

 昨年末にワクチン注射をしたときに、そこの先生に伺いましたが、「コロナはまだまだ続くと思います。そしてワクチンをしていても感染はします。ただ症状は確実に軽くなります。」とのことでした。げげ~~ まだ終わらないのかよ~

 なので、今年も不自由な生活は続くと思っていて間違いなさそうです、ヤダけど仕方ない、何とか前向き目線で暮らしていきましょうネ!

さてさて、新年のご挨拶には欠かせない写真をご覧ください。

1.日本平から見たわが郷土の清水港と富士山です。

2.家康の愛した「オオタカ」君

今年の大河ドラマは「どうする家康」なので、もしかしたらオオタカ君の出番もあるかも?

3.なすびは家康の大好物ということで「一富士二鷹三茄子」という言葉が生まれたのだとか・・・。ナスの実も花も撮ったことがないので載せられませんでした。



こちらは「ミサゴ」君 
英名では「Osprey」といいます。浜松では普通種と言えるほどによく見られます。

この鳥こそが、今年の私の大目標! 何故かこの鳥の「頭かき」がどうしても撮れないのです。今年こそは!・・・と、昨年来からず~~っと狙っているのですが、相性が悪いのか、羽繕いまではするのに頭かきをしてくれない! ということが続いています。

まあ、コロナと違って、こちらはいつかはクリヤーできると信じているのですが・・・。
撮れたら、喜び勇んですぐに載せちゃうだろうから、気長にお待ちを!







学力テスト Vol.392-2 その解答 イソヒヨドリ ~ 縄張りを拡大中 ~

 イソヒヨドリ ~ 縄張りを拡大中 ~

♂の成鳥  

 漢字では「磯鵯」と書きます。・・・が、ヒヨドリの仲間とは全く関係なく、ヒタキの仲間なのです。どうしてこんな名前がついたのかというと、大きさがヒヨドリくらいで、磯で暮らしているから・・・ということで付けられたようです。

こちらは♀の第1回冬羽

 英名は「Blue Rock Thrush」で、直訳すれば「岩場にいる青いツグミ」。
これは海岸線に住んでいる人ならよく知っているように、いつも岩場のあるところで見かけます。

♀成鳥

 1980年代前半頃の記憶では、浜北の岩水寺付近に瓦礫の岩場があって、そこで時々見かけました。その時は、その場所が海岸から20㎞位離れてるのにどうしてこんなのがいるんだろう?と不思議でしたが英名から連想して、もしかして岩場が好きなのかな?と、思っていました。

 その頃、我が家の近くではあまり見かけませんでしたが、それから数年してからはちょくちょく見かけるようになり、今では我が家の周辺にも住み着いています。国内のあちこちでも、街中のビル街にもどんどんと進出中。

 街中のビルがある所は、イソヒヨ君たちにとっては立体駐車場や通気口など巣作りに適当な隙間もあるし、エサもそこそこ豊富だし、雨もしのげるし、岩場に似た恰好の環境なのかもしれません。

 学名は「Monticola solitarius」で「孤独な山の住人」。
ヨーロッパ南部などでは、内陸のけっこう標高の高い岩場などで多く見られるとのこと。

♂の第一回冬羽 

 我が家の屋根や庭先にも遊びに来ます。これは2mの超至近距離からの撮影ですが、ぜんぜん物おじしません! ヒトの存在なんて無視! かなり気も強そうです!!

 4月頃になると、その美しいさえずりが近所に響き渡るようになります。YOU TUBEで囀りを検索してみてください。オオルリやクロツグミに勝るとも劣らない名歌手なんです!

♀が黒い木の実を食べています。

こちらの♂はカマキリを捕まえました。

 この他にダンゴムシやゴキブリなど何でも食べるようで、そんな悪食ともいえる食生活も街中への進出できる理由なのでしょう。

幼鳥たちが飛び回っています。

 イソヒヨドリにはちょっと変わった習性があって、育児方法も独特なんだそうな。
ヒナが自分で飛べるようになる巣立ち後は、父親と母親がそれぞれが2~3羽ほどのヒナを分担して育てるとのことです。

 自分の受け持ちでないヒナに対しては一切面倒を見なくて、餌も与えなくなるのだそうな。この方法がヒナたちの面倒を効率よく見やすいのか、はたまた、できるだけ早く独立させるようにという意図なのかはよくわかりません?
イソヒヨには群れを作る習性はないので、ここで学名の「孤独な住人」と繋がります。

イソヒヨ君は完ぺきな「間接頭かき」
右足の下に翼があるのが見えるでしょ?

 街への進出にはカラスたちが大きく立ちはだかるでしょうが、イソヒヨ君たちなら負けることなく立ち向かっていくことでしょう。

 イソヒヨ君を見て、カワセミを見た!・・・と誤認されるように、そこそこ映えるし、囀りは美しいし、たまにツバメのヒナを襲う以外、特に悪さをする鳥でもなさそうなので、今後の都市化を見守ろうかなっと!

 もしかしたら、イソヒヨ君の都会へ行く理由は「こんな田舎にいたってオラの一生はなんも変わんねえ、うだつの上がんねえまんま、おっちぬなんてやだ~っ! よっしゃ~、オラ都会さ行ぐだ~! 行って一旗揚げるだ~! そしてめんこいネエチャンを見っけてシアワセになるだ~!」と、思い立って行動したのかもしれません。
田舎の青年にとって、都会は薔薇色に光り輝いて見えてたってことでしょう!! 

 かわいい幼馴なじみがイソヒヨ君のことを熱~く想っているということに気づかないで!! まあ、しゃあないね! とにかく、ぐゎんばれ~~!!











学力テスト Vol.392-1 ~ 頭かきシリーズ その38 ~

 今年もいろいろな鳥や虫たちに出会えて、とっても幸せな日々でした。

 初めてであった鳥、数年ぶりに出会った鳥や虫、数十年ぶりに出会った鳥、そしてそして久々に出会った仲間たち・・・どれも記憶に深く深く刻まれるものばかりです。感謝感謝です!

「オオミズアオ」君      
自宅の庭では初記録で、しかも晩秋の11/27になってから! 

庭のエゴノキの実を食べに来てくれたヤマガラ君  9/25
パジャマ姿で撮れるなんて最高~~

 さてさて本題! 以下の3種類の「鳥の名前」と「頭かき」の方法をセットで答えてください。年末の大掃除などで忙しいと思うので、今回は簡単なものばかり!・・です!

頭かきの方法 1:直接頭かき 2:間接頭かき

A

B

C





学力テスト Vol.391-4 その解答 サバクヒタキ ~ 大陸からの珍客 ~

 サバクヒタキ ~ 大陸からの珍客 ~

1989年に奈良県に来たサバクヒタキ君 お宝映像

 この当時は、週末が終わる日曜日の夜に固定電話で珍鳥情報が入ります。カーナビなんて無いので手書きの地図がFAXで送られてくるのです。自宅にFAXがなければ会社宛て!・・・だから女子社員と仲良くなっていないと、上司にチクられてしまいます。

 まずは、この送られてくる地図が問題! 鳥は人のいない場所にいることが多いので、これといった目標物がありません。説明が上手な人の地図は、そこそこ安心できますが、地図を書くのが下手な人だと、迷子になってしまうのです。ましてや方向音痴に書かせたら・・・

 そして次の週末まで、「どうか1週間いてくれよ~~!!」と願いながら、まんじりともせず、眠れぬ夜を過ごさねばなりませぬ!

 だから1週間後に出会えた時の喜びは、携帯電話やカーナビが発達した現在とは比べ物にならないほどの大感激だったのです!!


 「サバクヒタキ」の英名は「Desert Wheatear」で、「Desert」は砂漠、「Wheatear」とは ①小麦(Wheat)の収穫時期に体脂肪を満たす鳥 ②白(White)と俗語の腰(ear)から、腰の白い鳥・・・の2説があります。

 また、学名は「Oenanthe deserti
属名の「Oenanthe」とはギリシャ語の「oinanthe」に由来してアリストテレスが記述した鳥の1種。「oine」はぶどう、「anthe」は花時のことで、すなわち「ブドウの花時にギリシャに現れる鳥」を指しています。
種小名の「deserti」はもちろん「砂漠」のこと。 

 「ヒタキ科」の中の「サバクヒタキ属」は世界で18種類います。
その一部の種が砂漠や半砂漠地帯で繁殖しているので、この名前があるのです。   
                       参考資料:「 野鳥の名前」安部直哉著 

この「サバク」君は中国大陸西部から、ごくたまに迷鳥として渡来します。

国内で記録のある「サバクヒタキ属」は4種類で、尾羽の模様も有効な識別点。

 写真はありませんが、サバクヒタキには、かつて東京の荒川でも出会ったことがあります。
 わざわざ見に行ったのにどうして写真を載せないのかって? 知りたい? う~ん、あまり言いたかないけど、しゃあない!・・・レンズだけ持って行ってカメラを忘れちゃったのでござる! フン!!

 現地に到着したら、すぐにサバクが見つかったので、いざ撮影! となってリュックから出そうとしたら無い! 無い無い! レンズはあるのに、カメラがどこにもありません!!! 
 うっそ~~!! ホントけ? 泣きたくなりました! こんな時に限ってにサバク君が近いのです!! オーマイガー~~!! 

 薄情な友人は自分が撮るのに夢中で、私のことなど全くお構いなし!! 気にも留めずに撮りまくっています! 
 私はただただ、指をくわえて見ていただけでした。ぐぎぎぎぎぎ~~~!! 

 ・・・ということで、鳥仲間に親友を求めてはなりませぬぞ! 
もし私だけが大事な鳥を見て、連れが見逃した場合は、そりゃもう、半月ほどは口をきいてもらえません! まあ、逆の立場になっても同じことなんだけどさっ! 

この時、食べていたのは「ケラ」
他にハサミムシとかミミズなどを、おいしそうに食べていました。


 ここは家庭農園だったので、こんなふうに洗濯バサミも写ってしまいましたが、まあそんなことはご愛敬。まずは右足での「頭かき」!! おおっ、やった~~!!


 次は左足での「頭かき」!! もちろんどちらも「間接型」でした。サービス満点です! ほかの写真屋さんと違って、私の場合は「頭かき」が撮れればミッション完了!!あとはおまけです。
これだけ撮れたら、かつての荒川でのつらく悲しく苦~い思い出はきっと消えてくれる・・・かな?!?!