ベニモンアゲハ ♂
南の島ではこんな華麗なアゲハチョウがフワフワと翔んでいます。
ベニモンアゲハ ♂
ベニモンアゲハはインドから東南アジアの熱帯域に広く分布しています。もともと日本には分布しておらず、迷蝶として八重山諸島で1968年頃から時々、土着として記録されるようになりました。
この赤と黒の体は、いかにも「オイラは毒を持ってるから近寄るんじゃね~ぞ~」と言わんばかりですが、実は見かけどおりの毒チョウなのです。
鳥が口に入れると、すぐに吐き出すほどまずいとのことで、次からはこのチョウを食べることはありません。
鳥はヒトほど味覚が発達していません。例えばカラスの味蕾(味覚を感知する器官)は300~500でヒトの9000に比べても少ないです。それがすぐに吐き出すのだから、よほどまずいのでしょう。
幼虫はウマノスズクサ科という毒成分を含む植物を食べ、さらに成虫になっても毒を持っています。体内に毒を溜め込んでいることを天敵に対して体の色を派手にアピールすることで身を守っているのです。
このように毒と警戒色によって、捕食者から身を守るという進化を遂げてきたのです。
ジャコウアゲハ ♂
分布域が重なるジャコウアゲハも毒チョウで、やはり同じくウマノスズクサ類が食草です。
さてさて、本題です。
この鳥の ①名前 ②頭かきの種類 さらに③足指の形 ④水かきの種類 の4問について答えて下さい。
頭かきには「直接頭かき」と「間接頭かき」の2種類があります。
上記2枚のイラスト資料「鳥のフィールドサイン 観察ガイド」箕輪義隆
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