スマ
参照「ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑」
「スマ」は通称「ヤイト」または「ヤイトガツオ」といいます。これは下腹部にある数点の黒斑がヤイト、すなわちお灸のあとのように見えることから名付けられたとのこと。体長は1m前後にもなります。
エリグロアジサシが外洋で魚を見つけるのは簡単ではありません。その上、彼らは飛び込んでから深く潜ることができないので、せいぜい数十センチの深さにいる小魚を見つけなければなりません。
この「スマ」が下から「キビナゴ」の群れを追いかけ回すので、彼らは水面へと逃げます。
そんな千載一遇のチャンスをエリグロ君たちが見逃すはずがありません。
こちらも橋の上から見ていたので、この狩りのシーンをたっぷりと堪能できました!!
魚を見つけたら、まずはホバリングで狙いを定めます。
ダイビングでバッシャ~ン!
飛び上がった口の先には
見事にキビナゴをGET~~!!
おっと、スマが浮かび上がってきました。
開けた口の先にはキビナゴが
あっという間に飲み込んでしまいました。
この瞬間はたぶん2秒もないくらいの出来事ですが、たまたま撮れちゃってました!
エリグロ君にとって、こんなチャンスを「たなぼた」と言う?
いやいや、エリグロ君は「牡丹餅が棚から落ちてくるのを寝て待っている」わけではありません。そんな楽をしていい思いをするなんて事がある筈がありません。
下から「スマ」に追いかけられて逃げ惑う「キビナゴ」だって、必死に動き回っているのです。それを逃さずに獲ったのですから、エリグロ君の Good Job と褒めるべきでしょう!!
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