学力テスト Vol.368-3 その解答 タヒバリ ~ 名前の由来は・・・ ~

 タヒバリ ~ 名前の由来は・・・ ~


或る日のこと、いつもの撮影コースの小川にタヒバリ君がいました。彼は普通、冬の枯れた農耕地などにいることが多いのですが、今日は何故かこんな場所に・・・

おっと~、いきなり水浴びを開始!!

こ、これは、もしかしたらもしかしたら、もしかするぞ~~!!

いきなりの展開に、期待で胸が膨らみます!! こちらはすぐそばの車内からの撮影なので、タヒバリ君の警戒心は、ほぼ0なのです。

水浴びのあとは、狙いどおりに羽繕いの開始
そうそう、その調子!

丁寧に丁寧に、時間を掛けて羽繕いを進めていきます。

後は、この時にカラスやタカ類などが上空に飛んでこないことを祈るのみ!!
邪魔者が飛んでくると「水浴び → 羽繕い → ○○○」のルーティーンが一瞬にしてオジャンとなってしまうのです!

おお~っ、○○○をやった~~!! 

右足で頭かきを始めました! これこれ! これです! この瞬間を待っていたのです!!
正面でよく見えないのですが、もちろん「間接頭かき」の筈です。

うわわ~~!! 今度は左足での頭かきの大サービス!

私にはVサインに見えてしまいます!生きててよかった~~ まさに夢心地の瞬間です!
たかが「頭かき」と言うなかれ! 昨年から「頭かき」特集を集めている私としては、珍鳥よりも価値を見出す至福の時間なのであ~る。

いつもタヒバリ君がいるような場所では、餌探しなどで歩き回っていることが多いので、なかなかくつろいで羽繕いをしてくれる場面に巡り合わないのです。
この晩のビールの旨かったことと言ったら・・・!!!

さてさて、名前の由来ですが、同じような場所に生息していて、ヒバリに似ているから「タヒバリ」と呼ばれているんだとか。同じ茶系の鳥ではありますが・・・。

こちらが「ヒバリ」君 

実は実はヒバリ君はヒバリ科で、タヒバリ君はセキレイの仲間なので全くちがう種類なのです。タヒバリ君はよ~く見ているとセキレイのように尾羽を上下に振ったりしています。

英名では「Water Pipit」。タヒバリ君が田んぼから飛び立つときに「ピピッ」っと鳴くのですが、英名はここから付けられたのです・・・これホントだってば!!





2 件のコメント:

  1. タヒバリは田んぼの方で「ピピッ」と鳴きながら飛ぶ姿を見る事はあるのですが
    なかなか止まってくれません。
    頭掻きを写しているfuutenhideさんのワクワク感が伝わります!(^^)!

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  2. おおっ! タヒバリの声や姿を知ってる!! それなら話が早いです。
    至近距離で見るためには、車でそ~っとそ~っと近づくことが鉄則です。

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