学力テスト Vol.312-3 その解答 ハヤブサ-1

ハヤブサ
「新幹線 はやぶさ」や、年末には戻ってきてくれる予定の「惑星探索機 はやぶさ2」、古くは東京~九州間を走っていた「寝台特急 はやぶさ」、戦闘機の「隼」など、名前の方でも人気者で引っ張りだこ!!

バードウオッチャーにもクマタカやイヌワシなどと共に、いつも上位の人気度を誇っています。

こんなのが撮れたら、その日のビールが旨いこと!!

普段は時速80~100kmくらいで飛んでいます。

いざ獲物を見つけると急降下

その時の最高スピードって想像できますか?
飼育しているハヤブサに疑似餌を捕らえさせるという手法で計測したら、何と時速390kmを記録したんだってさ!

その390 kmって、どのくらいか理解できる? 
新幹線の最高速度は東北新幹線の「はやぶさ」「こまち」で320km/h。
ただし宇都宮~盛岡間のみでの速度に限定。
東海道新幹線の最高速度は285km/hと決められているんだそうな。



スピードが何となくしかイメージがつかめないので、もう一つの事例を。
世界最速ランナーのウサイン・ボルト選手の100mの記録が9秒58(2013年)

それに対してハヤブサの時速390kmを計算してみると、秒速だと108m。
すなわちボルトが必死こいて走った100mを、たった1秒でシュワッチ~ということ!!
いくら羽根があって体重も軽いとは言え、アンビリーボブ~~じゃ~!!

若かりし頃、まだ東名高速道路がなかった時代に友人から借りた250CCのオートバイを運転して時速100kmを出したことがありました。
サングラスもゴーグルも持っていなかったので、当然ながらの裸眼運転!
時速100kmでは涙が止まらなくて結構つらかったし、怖かったのを想い出しました。



その点、ハヤブサにはゴーグルが無くても、瞬膜という半透明の秘密兵器があるので、まったく問題なし!
獲物を狙って急降下する時には、繰り返し瞬膜をまばたきして眼球の潤いを保ち、ゴミがつかないようにするんだってさ。当然ながら動体視力も完ぺき!!
ちなみにハヤブサの瞬膜というのはまぶたが上下するのに対して、水平に動きます。
※鳥の種類によって、瞬膜の閉じる方向は斜め上から斜め下へだったりと微妙に異なります。

ヒトの目にも瞬膜の名残があると言われているけど、瞬膜が残っていたらいろいろ便利なのになあ・・・残念なり。


3 件のコメント:

  1. fuutenhideさん若い時に無茶してますね!瞬膜が無いのに~(*^-^*)
    ハヤブサの時速390km!新幹線より早い!
    100mを、たった1秒! 凄ーい!!

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  2. 動体視力を養うには、例えば電車に乗った時には通り過ぎる電柱のポスターを読む! 車で運転中に通り過ぎる美女の顔をじっくりと見る・・などの鍛錬をするのです!
    常日頃からそういう鍛錬を積むと動体視力が向上し、鳥に一歩近づいたような気になりますぞ!

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  3. 運転中に美女の顔を...危ないですよ~!(*^-^*)

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