かんちがいするべからず!

これを見て「な~んだ、またムラサキシジミじゃん!虫がいないんで、よっぽどネタに困ってるんじゃな?」と思った人は相当のあわてん坊か、目がかすんでいる人!
しっかりと顔を洗って目ヤニも取って、とくとご覧あれ!

これは『ムラサキツバメ』といって、ムラサキシジミ族なので似ていても当たり前だけど、こちらは名前のとおり後翅に尾状突起があります・・・これがツバメと名付けられた所以。

もともとはこれも南方系のチョウでしたが、10年+αくらい前から浜松でも観察されるようになりました。
もちろん紹介したからには里山にもおります・・・といってもここで見たのは一度きりだけどネ!


これは♀

食草(食樹)は「マテバシイ」で、市内では公園にこの木を植えてあるところが多いので、探せば見つかることがあるので、期待して探してみてね!
ただし、たいがいは木が大きいので下に降りてこんなふうに日光浴をしている時じゃないと見つけにくいかも?



こちらが裏面だけどムラサキシジミとは少し模様が違うし、一回り大きいので、ムラサキシジミをちゃ~んと知っていれば識別は簡単でござる!


こちらが♂。

成虫越冬するし、今頃でもきれいな個体が見つかるチャンスもあるぞ~!

3 件のコメント:

  1. マテバジイが食草ってぇことは、里山ではめったには見られないですよね。やっぱどっかの公園とかが一番可能性大なんでしょうね。里山に一番近いところでマテバジイが植えられているところはどこでしょ?探してみよっかな。それともこの際、マテバジイを里山に植えますか!ドングリならいっぱい拾ってきますヨ!!いや待てよ、里山でマテバジイはちゃんと育つのかな?ちょっと寒すぎ?

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  2. 市内でこのチョウを見ているのは四ツ池、佐鳴湖、中田島の各公園。そこに比べると少し寒い?
    でも関東あたりでもいるというから大丈夫なのでは?

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  3. マテバジイのドングリを拾ってきて、それを土に埋めて・・・う~ん、もう遅いかもね。ドングリは乾燥してしまったら発芽しないもんなぁ。どこかにまだドングリを木につけてるマテバジイがあればいいんだけどね。

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