ご存じ、勝新太郎の当り役の「座頭市」というのは、もとは「座頭」という按摩をしていた市さんという凶状持ちのことで1962年から26本も作ったという長寿の時代劇アクション!
「俺たちゃな~、ご法度の裏街道を歩く 渡世なんだぞ。 いわば天下のきらわれもんだ~…」
今でもはっきりと思いだします。確実に一世を風靡しましたね~!
座頭(ざとう)とは、①江戸時代での盲人すなわち視覚障害者の琵琶法師の階級(検校、別当、勾当、座頭の4つ)のうちの一つ。または②これより転じて按摩、鍼灸、琵琶法師などへの呼びかけとしても用いられた言葉・・・とのこと。
さてさて、その座頭とは全く関係ないのが今回新登場の『ザトウムシ』。
ものすご~く長い足を伸ばし、小さい体を揺らしながらゆっくりと歩くのがすごく印象的。
里山ではクロコノマチョウが好むような薄暗い場所に生息しています。
初めてこれを見る人のほとんどがクモの仲間と思うけど、まるで別種。
クモと同じく足が4対だから間違えやすいけど、頭胸部と腹部の間にくびれが無いという点で識別できます。
胴体部分を見ると金属光沢があって、どれが目なのかもよくわからないエイリアンもどきの風貌!
調べてみると目はクリーム色の部分の後ろの中央側にある2つの黒い部分だって!
そんなに視力があるわけじゃないらしく、足の先をアンテナ代わりにしてそ~っと歩いていますが、近寄るとサワサワと逃げる時もあるので見えてはいるようです。
「♪およしなさいよ、無駄なこと~♪ ・・・ ああ~、いやな渡世だな~」 と歌いながら歩いているようです。
米国にも生息していて、あちらでは「あしながおじさん(Daddy Longlegs)」と呼ばれてるんだそうな!
国によってずいぶん呼び名が異なるものです。
クモの仲間ではないとなると何の仲間かなぁ~?
返信削除「鍼灸師目・按摩指圧師科・座頭虫属・ザトウムシ」でよろしいでしょうか?
しかし、なんでこんなに足が長くなる必要があるんでしょうネ・・・。按摩や指圧するには
ちと不便そうだし・・・・お灸するにも焦点合いそうにもないしなぁ~???