初登場『キイロケブカミバエ』ハエ目の中のミバエ科)といいます。
大きさは6mmくらい。
オレンジ色で、翅に黒い斑紋があり、目も金緑色に輝く美しいミバエの仲間。幼虫はアザミの頭花の中で育ちます。
「見栄え」・「見映え」・・・辞書ではどちらも ①見た感じがよいこと ②外観がよく見えること・・・という意味です。きっとこのハエも体が小さくてもそのお洒落な姿から名前が付いた!?
おっとどっこい! 全然違うんだよね~ そのどちらでもなく正解は「実蠅」のようです。
・・・というのも、ミバエの仲間は幼虫が食植性で、果実に潜む種が多いことに由来しています。
だから漢字で書くと「黄色毛深実蠅」だと思われます。言うほど毛深くはないけどネ!
各幼虫はミカン科、ウリ科、キク科など多くの植物の果実や花蕾、茎、葉などに潜り、「虫こぶ」を形成する種もあるそうです。
※虫こぶとは、さまざまな寄生生物の寄生によって、植物体が異常な成長をすることで形成されるもののこと。
ミバエは英名でも「Fruit fly」(果物に付くハエ)といわれるほどで、重要な農業害虫がたくさんいます。
里山では観察している限りでは害虫ではなく、すっごく美形の昆虫なんだけどね! これを見つけると草むらの中で宝石を見つけたような得した気分になりますぞ!
そういえば今月、世界最大のオレンジのダイヤモンドがオークションに出され、予測では2000万ドル(約200億円)の値が付きそうだとか! 私にゃこの子の方が見ていて楽しいんだけどな。
ミバエねぇ~。果物の害虫ってなことしか知らないなぁ。
返信削除こんな風にじっくりと写真で成虫を見るなんて初めてじゃぁ~!