こんな識別点もあるぞ~

3/8にkunichanが超難問の鳥検定クイズを出したけど、これはその続き!
里山で普通に見られるタカ類と言えば、トビとノスリ。

そのちがいを何回教えても見分けがつかなくて、教える方をイライラヤキモキさせるのも、また楽しからずや!人間は我慢と辛抱が大事なのじゃ!里山に来ると人間が成長するな~!


さてこのランデブー中のタカが、どちらなのかすぐに判る人は「鳥検定」の初級コースを卒業っす!

そして今回ご案内するのは初級の中クラスの識別点。


トビ』君には下から見ると羽の中央からやや外側(正確にいうと初列風切の基部)に白い斑があります。そしてそれ以外の羽と胴体は茶色。

当然ながら尾はバチ状に内側にゆるくカーブしているか、こんなふうにまっすぐに見える時もあります。 おっと、バチってのは三味線のバチのことだから覚えておいてね!


ノスリ』君はトビ君と同じ場所に黒斑があってそれ以外は白っぽく見え、お腹に腹巻模様があります。尾は扇状に開いていることが多いけど、こんな風に開いていないこともあります。
左側の羽が黒いからよく判らんって?そこは想像力を発揮しなきゃ!この羽の黒斑はかなり目立つので覚えておくと役に立ちますぞ!

それとトビとノスリはどちらも雌雄同色ってのもついでに覚えておいてね。

どう?覚えた?ダメ?やっぱし!アンタいつも新鮮でいいね~!

鳥たちを見ていると面白いことに気づきます。タカは小鳥などの天敵!・・・なのにトビやミサゴが近づいても、まったく慌てる素振りなし!一応ちらっと上空は見るけど、その後は何もなかったようにエサを探したり羽づくろいをしたりしてます。

そのタカが自分を襲わない相手じゃないかどうかをどうやって識別してるのかなあ? もしかして「トビはバチ状の尾が識別点」なんて親鳥から教わってる? 

アンタ、そんな鳥たちと比べて識別能力で負けてたらチト恥ずかしいぞ~ 「フン、別に!そんなこたどうでもいいもん!」なんて言ってるようじゃダメっす!

二宮尊徳先生も言ってるでしょ、人生死ぬまで勉強なのじゃ!えっ彼はそんなこと言ってないって? あれ?孟子さまだったっけ? 

2 件のコメント:

  1. おぉ~こりゃぁ超初級クラスの鳥検定写真ですな。やはり私のコンデジ8倍ズームで撮ったやつじゃないと試験にならん!「青い空にゴマ粒」これを見分けるには、知識はいりません。直感しかないのだ。

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  2. きっとこういうのを「おんぶにだっこにくちうつし~」って言うんじゃろね~ さてさて、これでも判らないお方にはどうしましょ!?!?

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